
鼻づまりが秋の訪れを少しばかり遅らせていたよ
見えてはいた木犀の香りが連れてきた季節
君の白い肌がいつにもましてひんやりと心地よい甘美な夜を
いつまでも忘れることなく息をついているのは
時も距離も離れた僕だけなのだろうか
元気でいるかと良心じみて押しそうになる緑のボタンを
寸での所で踏みとどまるのは悪いことじゃないよね
鳥肌が立つ瞬間は2人がお互いを思ってる瞬間の合図
そう思うことに決めようか
もう少し頑張れそうだから
君の歌が僕のかたくななキモの結び目をを解いていくよ
聞こえちゃいない君の声が丸い吹き出しに響く季節
時も距離も離れた僕だけが今でも君の名を呼んでいる
元気でいるよと低いトーンでささやくのを聞きたい気持ちを
寸での所で踏みとどまらなきゃ。そうすべきだろ?
ふいの耳鳴りは2人がお互いを思ってる瞬間の合図
そう思うことに決めようか
元気でいるかと良心じみて押しそうになる緑のボタンを
寸での所で踏みとどまるのは悪いことじゃない
鳥肌が立つ瞬間は2人がお互いを思ってる瞬間の合図
そう思うことに決めようか
そう思うことに決めたよと
伝えることさえ今はないけれど
肌寒さは君の白肌を思い出させる
心に軽く爪を立て、心地よい痛みと傷跡を残してく

宙:「また迎えたね。もう無理かと思ったけど・・・」
響:「毎年似たようなこと言ってない?これならきっと来年もあるね!」
宙:「いや、もうないよ。それはお互いわかってる事だろ。 それに、何故そんなもの持ってきたんだい?」
響:「これで最後だって言うならなおさらだよ。持ってきて良かったよ…」
そういって、響は1メートル程の筒から地図のようなものを取り出した。
宙:「何、それ?」
響:「何それとはひどいなぁ!忘れたとは言わせないよ。ほら、埋蔵金…」
宙:「埋蔵金っ! ・・・・!! もしかして 僕らが中学生の時に、探して結局無かったあの地図の事かい?!」
響:「そそ。今さらもう一度探そうってわけじゃないんだけど、なんか懐かしくてね」
宙:「ははっ 響らしいね。 しかしよく持ってたね。」
響:「持ってたっていうより、実はそのまま放ってあっただけなんだけどね」
宙:「でもまさか、また探しにいこうなんて言うんじゃ?!、もうまたこの歳で警察沙汰はごめんだよ。」
響:「僕だってそうだよ。でもさ、見方を変えると…ほら、これはやっぱり暗号だったんだ」
宙:「いやいやいや、あの時だって何個仮説、検証を繰り返したと思ってるんだい!、あの時も同じ事を響は行っていたじゃないか!、、、そんであげくの果てに洞穴にとじこめられたのを忘れたとはいわせないぞ。あれからぼっ僕は暗所恐怖症になったんだよ。飲まず食わずで暗闇で一週間・・・いっいまでも警察が見つけなかったらと思うとぞっとするよ。おい聞いてるか!?そっその足だってあの時のせいだろ。だっ第一暗号がわかってもその車いすじゃ無理でしょ。わるいけど・・・」
響:「それがね、宙…!」
そういうと響は勢い良く立ち上がった。テーブルはガタン!と音を立て、グラスの水が軽くはねた。
宙:「あわっ!あわわわわわ・・・!」
響:「君と会うのもこれで最後かと思った今朝、不思議と立てる気がしたんだ。そしたらこの通りさ…」
宙:「こんなことって・・・!」
響:「さぁ、終わりにしよう…。君と会うのもこれで最後…」

行列のできぬ名店が朽ちて行くのを見過ごして
焦る気持ちは、のれんに腕押し。
この街の僕はいつまでもストレンジャー。
戻る気持ちも見過ごして、
当て所無く佇めば足下から影が伸びてた。
足跡が証拠なら、足音こそが轟かせるべき唯一の手段。
エコーにセルフハーモナイズで広がるよ、空気の膜が!
振り返れば、水面に広がる波紋の共鳴。
散っては集い、しぶきをあげ、ほとばしる。
斬っては舞い、いよいよ秋、すべてを結ぶカタストロフィ。
静けさの蹂躙に耐え得る心は少し肌寒い。
痛点を避けられた青い弓矢は、僕を貫く。
それにすら気付かずに想いだけが、ぶらり、宙に。
割れないシャボン玉の未来ばかりが気にかかり・・・,
見上げた空には白の上に白。
純粋な目的のために塗りつくろった純白はとても冷たい。
ひっぺがすのか、ぶっかけるのかそのキャンバスをどうにか染め上げろ!
要領の良さがすべてじゃない。進むべき道具は足とは限らないこの世界。
誰しも持っているだろう翼のカタチ、重さ、大きさを決めるのは他でもない君さ。






