都会での生活が 始まりました

 

 

体操仲間の 人たちは

 

「貴女が居ないと 寂しいよ」

 

「貴女は もうここの地の人だからね」

 

そう言って 帰り道でも 話は尽きませんでした

 

 

「友だちが 来ているからおいでよ」

 

近所の友から 誘いの声をいただいた

 

「もう帰らないのかと 思ったよ」

 

「イヤイヤ そんな事はありませんよ」

 

「貴女の事は 姉妹のように思とるよ」

 

涙ぐんで 迎えてくれる友

 

 

「貴女と話すと 気づかされる事 多いのよね」

 

教育者であった 先輩の友に言われると

 

恐縮してしまう

 

 

「嫁にだけ会って 僕も挨拶したかった」と

 

家まで挨拶に来てくれた 友のご主人もいた

 

 

こうして 待ってくれる人がいる

 

それだけで 都会で頑張れる

 

 

私は私 嘘偽りのない自分で

 

今年も過ごす つもりです