昨年末に引っかかった人間ドックの再検査に行ってきた。


早く行かねばと思いつつ仕事や遊びの疲れで後回しにし続け、ようやく予約が取れた日に風邪をひいて発熱して行かれず、伸び伸びになっていた。


↓この時受けたドックの再検査

https://ameblo.jp/nokkopanda/entry-12833079038.html



引っかかったのは、乳がんの検査だった。

マンモグラフィであやしい箇所があるので病院で再検査を受けるようにと書かれていて、それを見た時はついに来たかと身構えた。それ以外に肺の影、緑内障疑いも引っかかっているけれど、それとこれは全然重みが違う。


なぜならばうちの家系には乳がんが多いからだ。父方の祖母の方に多くて、若くして亡くなった方もいる。叔母も50代の前半頃になり、幸いに初期だったため治療が早く出来て、今も元気だ。


だから自分がもしがんになるとしたら乳がんかな?と考えていたので、ああやっぱりと思った。検査を受けるまではそうと確定したわけではないし、早期に分かれば対処できる。だからこそ早めに行くつもりだったのに、気付けば半年も経ってしまった。


乳がんは自分でチェックできるというけれど、お風呂の時に自分で触っても特に違和感やしこりは感じない。というか、素人にはしこりと乳腺の触感の違いが分からないからチェックが難しい。結果が来た後、時々触ってみたがそれらしいものは分からなかった。


再検査前にあらかじめ人間ドック時のマンモグラフィ画像を病院に預け、当日はエコー検査を受けた。もしかしたらと覚悟はしていても、結果が分かるまではとても緊張した。


もしも乳がんだったら、やはり全摘するのがいいのだろうか?とか、仕事をどうするか、この先はもう「二度目」や、もう一度恋愛しようなどいうのは考えず静かに生きねばとか、親にはいつ言うべきか、脈絡なくありとあらゆることを考えた。


診察室に呼ばれて、先生から結果を聞く。

マンモグラフィの画像を見せられて、これがその怪しい部位ですと説明を受ける。片方と比べるともう片方はモヤモヤして見える。血栓の時もそうだったが、こういう画像は見慣れていないから正直よくわからない。


結果的に言うと、がんではないとのこと。左右をエコーで確認しても問題はないそう。それを聞いて安堵した。この半年の間、常にそれが頭の片隅にあったから、これでようやく安心できた。


人生はなるようにしかならないし、計画した通り、思う通りには絶対にならない。私はそう思っているから、わりと行き当たりばったりに生きている。けれど今回検査で引っかかり、なんとなく嫌な感じがしたので、この先のことをもう少しちゃんと考えた方がいいのかな。


この先も同じように人間ドックで引っかかることが増えるはずで、いざという時のことをちょっとは考えねば。





余談だが、熱で検査予約をキャンセルし、変更した日だというのを忘れて私は稲葉さんのライブチケットを買ってしまった。(ひとつ前の記事参照)


検査日だけでなく、検査時間を変えたことをすっかり忘れてしまっており、数日前に気が付いて慌てた。今さら再度の予約変更できないし、チケットをキャンセルもできない。間に合うか否かは当日の運次第という状況の中、検査後にライブ会場の有明まで大急ぎで向かった。間に合ってよかった…


これも自分の行き当たりばったり、無計画さや見込みの甘さが招いた事柄だ。


先を考えたところで、結局自分は死ぬまでこの調子なんだろうけど。少しは気をつけます。


https://ameblo.jp/nokkopanda/entry-12848004222.html