今月はじめにひいた風邪がしつこくて、6月はほぼひと月それに振り回されて終わった感がある。

ようやく治った。と、思う。


風邪のせいでいくつかの食事の約束やその他諸々の用事をキャンセルしたのが悔やまれる。食事の方は日程を変更してもらったものの、人さまに迷惑をかけてしまったことが申し訳ない。


病院の検査予約の日程を変えたのも痛かったし、一番痛いのは美容室に行くタイミングを完全に逃してしまったことだ。


そろそろ行かねばと思う時に風邪をひき、その後は咳が抜けず、怖くて美容室に行けなかった。髪を切っている時やシャンプーの時に咳き込んだら困る。


どういうわけか私は美容室に行くと喉がやられることが多いため、治った今も行くタイミングを慎重に見計らっている。行ってぶり返したら困る。

今月先延ばしにした用事や、元々の予定もあるので美容室へ行くタイミングが実に悩ましい…


ボサボサで色褪せた髪は老けてみすぼらしく見え、鏡を見るたびにテンションが下がる。艶のない髪はおばさん度合いが増し、その辺を散歩しているワンコの方がよほど綺麗に手入れされていると思う。



この風邪の一件で学んだのは、己の体力過信するべからずということと、無理は禁物ということ。


無理をしてはダメというのは昔に病気をした時にも学び、仕事の上ではそれをあまりしなくなった。しかし遊びの方はついつい無理してしまう。興味や楽しさの方が勝ってしまうから。


だけど「たぶん大丈夫」という軽い見込みが、己の体力と合わずこういう風になる。子供の運動会で転ぶお父さんのごとく、自分の頭の中での想像と現実の体力が噛み合わないのだ。


思い立ったが吉日とホイホイ出かけて、無理目な日程でふらっと旅にいくフットワークの軽さは私の美点であり、ダメなところ。


いまの自分にその体力があるか?

疲れていないか?

もし体調を崩して休んでも問題ないか?



今後はよーく考えるようにします。