久々のプチお出かけ記録。


先月に会社の公休日があり、祝日ではなく平日に堂々と休める日があった。


GWの四川省パンダ旅やら何やらで遊び呆けて疲れが溜まっていたので、当初はこの休みは家でゆっくり休む予定でいた。


しかし偶然同じ休みの友人がおり、そのお声掛けで私は予定を変更し、いそいそと出掛けた。

(*・ω・)




お出かけ先はこちら。

京急蒲タコハイ駅!!゚。+(=゚ω゚)ノ+。


モテたいならば見習うべき女子の代表、田中みな実様の看板を見にきたわよ。クレームが来てるらしいから、無くなる前に見にきたわけ。


ここでタコハイ飲んで、艶めかしい表情で「サントゥリー」ってネイティブ英語の発音で言いたいわ♪

(*´ω`*)



ってのは冗談で、本当の目的はこちら



川崎大師の大開帳でございます。

2024年は10年に一度の大開帳で、その時にしかいただけないありがたいお札があるそうな。

5月の間だけやっているとのこと。


この日ご一緒したAさんからこの話を聞き、限定というフレーズに弱い私はぜひにと同行させてもらった。


このAさんは今年この大開帳へすでに2回来ているという、この道のプロみたいなお方です。

(。゚ω゚)ノ




何を隠そう、私は川崎大師をちゃんと参拝するのはこれがはじめてだった。


大昔に車のお祓いをしに来たことはあるが、その時はそのお堂にしか行っておらず、駅のまわりはこれが初めて。


東京に住んで四半世紀ほど経っても、こういう知らない街はたくさんある。なんだか新鮮な感じ。


東京なのにほのぼのとした、ローカル感のある駅なのねぇ。





ぶらぶらと歩いて川崎大師に到着

駅からも遠くないのね。


これならば私も余裕で歩けるわ。(*・ω・)




敷地に入ると大勢の参拝客がおり、幾重にも重なるすごい列を作っていた。

平日の真っ昼間にこんなに人がいるの??

(||゚Д゚)


Aさんによると、この大開帳の期間中は早朝5時とかの開門の時点で人が並んでいるそうな。


そのぐらいにみんなが欲しい「赤札」というありがたいお札があり、それを目当てに5月の間は連日このような混雑になっているんやて。




ちょうどお坊さんたちがお堂に入る所だった。


「赤札」は列に並んで参拝すれば誰でも無料でいただけるものの、何時にそれが配られるかは告知されないとのこと。


おおよその配布時間は決まっており、それがあるかないかはその日その時に行ってみないとわからないんだって。


その時間に必ず配布があるとは限らず、もしもない場合は何時間も待つしかないらしい。基本パターンがありつつも、確約はせずドタキャンもありみたいな感じか?




私を案内してくれたAさんが、過去の統計からこの時間は確実にあるはずというのを割り出して下さり、何時頃に列に並べばいいかも考えて下さったのです。ありがたや…(´;ω;`)


写真で傘をさしてもらっている方が一番偉いお坊さんで、この方が中に入っていくから次の回は配られるはず。



大勢の人が並ぶ列は、法被を着たお寺の奉仕の方々が大変効率よく仕切っていた。


お堂に入る時に靴を入れる袋を配り、4人ずつを綺麗に並ばせて、時間になると順次ゆっくりと進ませる。


熱中症や貧血で具合の悪い人がいないかをまめに声掛けして調べたり、大行列をスムーズに捌いて進行させていた。見事な仕切りだった。





少なくとも30分は待ったと思うが、Aさんと会話をしていたおかげで大して苦にならずに順番が来て本堂に入った。


お堂の中をぐるっと通ってご本尊にお参りし、再び靴を履いて別棟に移動する。


出口のところで赤札がいただける。




並んでいただいた赤札


これは川崎大師のお坊さんたちが一枚一枚を手作りしているそうな。10年かけて、今年のご開帳のために何百万枚も用意したんだって。すごい。


このお札で無量の功徳が得られ、危機の時に助けてくださるという。10年に一度、こうして並ばないといただけない大変ありがたいお札なのです。


手作りと聞いて大変驚いた。

さっきも書いたがこれは無料なんですよ。私はお気持ちだけ納めたが、その気になれば何も納めずとももらえるのよ。こうして誰にでも等しく与えることこそが尊いのでしょうね。


ちなみに私の実家は真言宗の寺の檀家ゆえ、川崎大師と同じお経だ。南無大師遍上金剛〜というお経の響きが懐かしかった。ナムハンドママカドマラ〜とか、独特のお経なのよね。


真言宗のお経はこのようなインド感のある音感で、ドラや太鼓が使われていて激しめ。特に護摩を焚くような時はより一層激しくて、ロッキンな感じ。


車のお祓いの時、家の葬儀や法事の時、笑ってはいけないのにいつも私はつい笑いそうになる。母方の祖母も私と同じで、よく法事で肩を震わせて笑いを堪えていたもんだ。真言宗お経はロックと通じるものがあると思うのよ。


つまり葬儀や法事はライブみたいな?

(;^ω^)




とりあえず無事に赤札をゲットできた。


同じ日に何度並ぶかの制限は無いため、大体の皆さんが数回も並んでお札を増やすという。なので私たちも再び列に並んだのでありました。


後半に続く…