月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり


これは中学の国語で習った松尾芭蕉の「おくのほそ道」の序文で、私はこのフレーズが好きだ。


月日は止まることのない旅人であり、過ぎてゆく年もそれと同じだという意味だったかと。

いつの世の人も同じことを感じるのだなぁ。



気付けば、今年ももう4月になる。

この前中学に入ったはずの甥はこの春から高校生になり、その下は中学生になり、一番下の甥は小学生になる。弟一家は三人同時に新入学という、親としては超大変な年だ。不良おばたんの私は、その三人分のお祝いがなかなか大変だった。

(;^ω^)


あんた、この前まで座敷をハイハイしてたやん!と一番上の甥が中学に入った年に思ったのに、もう卒業して高校生って。ついこの前生まれたばかりのはずの一番下の甥っ子までもが小学生になるなんて…


月日の流れの恐ろしい早さにちびりそう。

今年もさ、ついこの間年明けしたばかりじゃん?

なのにもう4月なんだよ!?

(||゚Д゚)



そんな風に月日はとどまることなく流れ、その早さは年々加速度を増す。これに関しては歳のせいかもしれんが…


今年は年明けから仕事で必死で、ここまでが秒で過ぎたように感じた。はじめは毎日大変だったけど、今はだいぶ慣れて落ち着いてきて、新しいことや新しい環境が楽しい。そう思える余裕が出てきた。


4月から新生活を迎える方は楽しみだけでなく、緊張や不安もあると思う。でも月日の流れに身を委ねていたら、次第にこうして馴染めるようになる。


いいことも、悪いことも、止まることのない時間の流れが流していってくれるから、ただリラックスしてそれに流されていたら大丈夫と思う。


今年はちょうどいい時期に桜が咲き始めた。

あっという間に流れ過ぎてゆく、今年の春を楽しみましょう。


今この時を大切に。

今日もよい一日をお過ごしください。



毎日必死だったせいか、家の冷蔵庫に貼ってあるカレンダーが二月のまま止まっていた。


わたし、相当疲れてたんだなぁ。


パンダがかわいいし、このままにしておく?

(;^ω^)