今年の初頭、数年落ち着いていたはずのパニック発作が起きて私は動揺した。
パニック再発やら何やら、ここ最近はあらゆる不調がどどーんとやってきて私は毎日悶々としている。
そんな時、インスタで知ったのが「堀ママ」さん。
オネエ言葉で、女性の健康のことや生き方のことなどを文字だけで投稿されている。
文字だけのせいか目立ち、インパクトがある。
昔のアイドルの曲などを引用したり、なるほどなぁと感じる内容が多くてフォローするようになった。
↓堀ママ(@hori_mama_)のインスタの例
こんな具合に文字だけで投稿されている。
本名を堀江昭佳さんといい、出雲にある漢方薬局の4代目なんだそう。「ママ」でお察しの通り、ゲイを公表していて、漢方では婦人科を専門とされている。
彼は血流の本を出版しており、かなりの部数を売り上げたベストセラーらしい。
心身の不調で悩みだらけの私は、長期休暇の際に試しに読んでみた。
↓堀ママこと堀江昭佳さんの著書
表紙がこんな感じに地味だし、私は実用系の本は滅多に読まない。
しかし、読んでビックリ。
私の不調のほぼ全てが書いてある!!
婦人科系の不調や、パニック、それにエコノミークラス症候群(血栓症)、全部。どれもなるべくしてなったんだな、、と分かった。
詳しくは本を読んでいただくしかないが、要は私は「血が足りていない」のだろう。これがおそらく今抱える不調の一番の大元。
血液サラサラ、血行促進が健康にいいとメディアでよく取り上げられるけど、そもそもそれ以前に「血が足りない」。流す血が足りないから流れるはずがなく、サプリメントなんかも全くの無意味になる。
そして血が足りないことが原因で、様々な体調不良をもたらすらしい。例えば生理の不調や冷えとか。本によると生理がある日本人女性の大半は血が足りていないという。
だからまず血を作り、増やし、流す。
その流れで体調を整えるのが大事と書いてあった。なぜそういう症状が出るかの根拠や改善方法が分かりやすく書かれており、私としては納得できる内容だった。
藁にもすがる思いの私は、本を参考に現在生活改善努力中。食生活、睡眠、軽い運動、どれも基本的なことだけど、それらが結局は一番大切。
この本は女性だけでなく、男性にもぜひオススメしたい。メンタルや睡眠の不調など、男性が抱えがちな体調不良も基本的には同じ理屈らしいから。健康の要は血流。
私は仕事柄よく身体を建物に例えるのだが、内臓や筋肉など肉体が建物だとして、その中を流れる血やリンパが水やガスのインフラ設備。そのメンテナンスを軽んじて怠ると、建物全体の不具合となる。
配管など内部がボロボロになっていても、リフォームやインテリアで見てくれだけ整えて誤魔化している建物は使い心地がよくなく、どこか違和感を覚える。それと一緒。中から整えないとダメなのだ。
上で紹介した本は要点が太字で書かれており、人によっては読みづらさが気になると思う。そしてインスタから堀ママを知った人だと、文体の違いに違和感を覚えたりもありそう。あれ?オネエじゃない?みたいな。
だから堀ママさんをインスタから知った方には、まずこちらの本の方がオススメ↓
こちらはインスタのように、いつもの堀ママ的オネエ言葉で書かれており、女性の身体と心、生き方に対するアドバイスが書かれている。
人それぞれ好みがあるのは承知だが、私はオネエが好きなのでこちらの方が好みかな。
オネエの方は女性以上に女性らしいし、男性でもあるからアドバイスが的確だと思う。言葉は厳しくてもそこに愛や深みがある。普通の人とは違う人生を歩むからこそ言えることなのかもしれない。
↑の記事でも書いたけど、婦人科系の悩みで医者に行く際に女医でないと嫌という人がいる。
でも私の経験上、婦人科に関しては男性医師の方が優しいし、何かと丁寧な割合が多い。
女医の場合、「自分の場合はこうだから」というフィルターが大なり小なりあって、そこからのアドバイスが厳しかったりするが、男性医師の場合は自分で体感できない分、患者が抱える問題を想像して寄り添ってくれるように思う。
それがオネエの場合、さらに分かってくれるんじゃないかな?だから婦人科系のお医者さんでゲイの方がいたら、それはぜひとも公表してほしい。これはかなり勝手な意見だけど、そうすれば女性患者は安心しやすくなるし、不安を放置せずに婦人科に行く患者も増えるんじゃなかろうか?
堀ママさんはInstagram、Twitter、amebloなど様々なSNSで情報を発信していて、「堀ママ」で検索すると色々と出てくる。
それぞれ内容が異なるので、ご興味のある方はチェックしてみて下さい。ここで紹介した本はそれぞれ電子版があるので、移動中にも気軽に読めますよ。
私は回し者ではございません。
押し付け情報を失礼しました。
(*・ω・)