Instagramでお付き合いしていただいている方が、コロナ禍で開始した物作りブランド「TABILOSS」

香港や台湾の要素を取り入れて、とてもお洒落にデザインされている。グッズはマスクケースやエコバッグ、パスポートケースなど実用的な物が多い。

そんな「TABILOSS」で私が購入した物がこちら↓
台湾の朝食店の注文伝票を模したポーチ。



これを見た時「さすが台湾通やー!!お願い」と思い、一目惚れした。そう、まさに惚れたの…

何がすごいってこれ、メニューの内容も値段も本物みたいなんだものあせるこのまま注文に使えそう。

台湾に慣れている方なら全て理解できると思う。
でも初めての方だと解読困難ではなかろうか?
私は当初はちんぷんかんぷんだった。

というわけで…
これから台湾へ行かれる方の予習のために、このポーチを使って簡単に説明してみたい。

需要があるかどうか謎だけどw
そして間違ってたらごめんなさいね(;^ω^)



⭐︎メニューの説明⭐︎
豆漿→豆乳のこと。
鹹は塩っぱい、甜は甘いの意味。
冰は冷たい、温は熱い。

奶茶→ミルクティー。奶がミルクの意味
米漿→豆乳のお米版。ライスミルクというのかな?
葱花蛋→ネギ入り玉子焼き。
荷包蛋→目玉焼き
焼餅→タンドール窯で焼かれたナンのようなパン
油條→香港のお粥にも入っている、揚げパン
蛋餅→台湾式クレープ。具は玉子やチーズなど色々
飯團→台湾式おにぎり。具沢山でボリューミー
葱狐餅→台湾式お好み焼き?というよりパイに近い
蘿蔔糕→飲茶でお馴染みの大根もち
鍋貼→いわゆる焼き餃子。台湾のは細長い
水煎包→蒸し焼き饅頭
餡餅→餡入りのパイのような物
涼麺→ゴマだれの麺。具はきゅうりぐらい
三明治→サンドイッチ
漢堡→ハンバーガー

⭐︎食材の説明⭐︎
蛋→卵
肉髭→肉そぼろ
鮪魚→ツナ
猪肉→豚肉
素食→ベジタリアン向け
培根→ベーコン
起司→チーズ
玉米→コーン
韭菜→ニラ
高麗菜→キャベツ

メニュー+食材と考えると解読できるはず。
「加」は文字通り加えるの意味。
トッピングしたい時などに加◯◯と書くと伝わる。

ちなみに外帯は持ち帰り、内用は店内で食べるの意味でございます。




私は台湾に行き始めてからもう10年経つが、未だに「你好」と「謝謝」ぐらいしか話せない。
(´Д`A;)

しかし、食い意地だけは人一倍だったので、料理メニューの解読だけはだいぶ覚えた。言葉を覚えるには恋愛するのが早いというが、私の場合は食欲が学びの原動力だったのだ。

ご存知の通り中国語は発音が非常に難しい。単語を覚えても発音が悪いと全く伝わらないこともあるので、私は台湾旅行時は専ら筆談。メモ帳とペンをすぐ取り出せるところに入れて歩いている。




日本も台湾も漢字文化、しかも台湾は日本とほぼ同じ漢字を使っているから、互いに紙に書くと意思疎通が非常にスムーズになる。それプラス、翻訳アプリなんかを使うと大体どうにかなる。あとは笑顔ニコニコキラキラコミュニケーションに笑顔は大事。

台湾のお店はこのような伝票記入方式が多いが、それが無い店の場合は食べたい物をメモに書いて渡すのがいいと思う。互いに確認もしやすいのだ。


例えば、ガイド本常連の「阜杭豆漿」
早朝から大勢のお客が列をなしている。
ここはたしか伝票注文ではなかったはず…
並んでいる間に注文する物をメモに用意しようニコ



並んでいる時に作業工程が見える。
手前の釜で「焼餅」などが焼かれている。


私のお気に入りメニュー
左から甜豆漿(冰)、鹹豆漿、焼餅來蛋
朝から食べ過ぎなのは許して…
もっと食べる日もあるからね♪もぐもぐ



台湾の豆乳は日本のものよりもサラッとしており飲みやすい。日本では飲まない砂糖入りも美味しい。

鹹豆漿は豆乳スープと例えればいいのかな?
酢の成分で豆乳がおぼろ豆腐のように固まる。具のザーサイや干しエビの風味がポイント。二日酔いの朝に良さそう。(私は下戸だが…)

焼餅來蛋は焼餅に玉子焼きがサンドされた物。ここの焼餅は香ばしくて大好きラブラブラブラブラブ


伝統的な朝食メニューだけでもかなりのバリエーションがある。お店ごとに味が違うし、自分の好みを探すのも楽しい。朝食専門店なんてのは日本にはほぼ無いし、台湾のこの文化をぜひ体験して欲しい。


なお、最初にご紹介した「TABILOSS」の商品はこちらよりご覧になってください。
デザイナーさん(Instagram ID play_maki)の旅好き、旅愛が伝わると思いますハート照れ