わたしの数少ない海外旅行経験、その大半を占めるのは台湾。

コロナ以前は年に2回は行っていた。

 
初めて台湾に行く人がお土産に買うのはパイナップルケーキだと思うし、私もそうだった。

しかし…何度も台湾に行く人は、このパイナップルケーキに飽きる時がいつか必ずやってくる。よほどのパイナップルケーキ好きでない限り…

台湾のお菓子といえばこれで、他の選択肢が少ないせいもある。お土産を配る相手にも飽きられるし、なんといってもパイナップルケーキは一箱の重量が重いのがネックだ。何箱か買うとそれだけで2キロぐらいあったりするし、預け荷物料金がかかるLCC利用の際なんかは極力買いたくないだろう。


 

パイナップルケーキが悪いわけではないし、普通に美味しい。このネタはまた別に書くとして、今回は私が個人的におすすめな台湾土産の事を書こうと思う。あくまでも私個人の好みのお話。
 (;^ω^)


第一回目の今回はパイナップルケーキと対極の軽いもの、桜エビ。

台湾南部の高雄方面にある東港という産地の桜エビはとても美味しい。台北の迪化街などの乾物店で「東港産櫻花蝦」として手に入る。ブランド産地ゆえ他の桜エビよりもちょっと高いけど、赤く大きな桜エビで見た目からして美味しそう。日本のスーパーで販売されている桜エビも産地を見ると台湾だったりするし、その品質は間違いないと思う。
 
台湾通の方の旅行記を真似て高雄の乾物問屋街「三鳳中街」で買ったのが最初だった。うろ覚えだけれど、半斤(300g)で2000円ほど。桜エビ300g分はかなりの量になる。これをジップロックで小分けにしてお土産に配ったら大変喜ばれた。この時、お世話になった上司に奮発してカラスミを渡したのだが、それよりも桜エビの方がはるかに高評価で泣けた…
(。´Д⊂)

三鳳中街にある「大進利商行」というお店

少なく見えるが結構な量

 
その桜エビ、わたしの一押しの食べ方はやはりチャーハン。具は桜エビ、卵、ネギだけでいい。先に桜エビを一度サッとから煎りすると香ばしさが増す。味付けはお好みで。私は味の素の中華ペースト(金色のチューブの商品)を使うことが多い。


デブの素でもある桜エビチャーハン


病気により数か月の間無職生活をしていた時にこの桜エビと出会い、お昼ご飯にこれを好んで食べていた。このチャーハンのせいでせっかく落ちた体重が前以上に増えたw
 
炊き込みご飯も美味しい。冷蔵庫で米とともに一晩浸水してから炊くと出汁が濃く出ると台湾通の方に教えてもらい、それを真似したら美味しかった。一晩でなくとも数時間漬けるのがコツ。酒、塩、お好みで醤油少々で味付けするといい。炭水化物との相性はバッチリだし、炭水化物は裏切らない。
|・ω・´))!!

土鍋で炊いた桜エビ炊き込みご飯

 
小松菜やキャベツと一緒に炒めたり、塩焼きそばの具にしたりと色々使える。乾物店であれば大体の場合試食もできるし、好きな量で買えるので少量から試せる。乾物店でなくともデパ地下のスーパーや「神農」などの食品セレクトショップで買える。洒落た小袋入りの物なんかもある。

洒落た店の物はこんな感じ。
お土産向きなパッケージ


乾物ゆえ保存が効くので、すぐに渡せない相手へのお土産にも便利。エビがお好きな方はぜひ一度お試しあれ。
ヾ(o゚ω゚o)ノ゙

⭐︎23.02.12追記⭐︎
海外渡航が再開され、台湾にも行かれるようになりました。しかしまだ航空券は高く、廃業したホテルもあって宿代も高くなったので、自分自身も次の予定はありません。

本当であれば台湾で買えたらいいけど、それができない方のために私がおすすめするのがこちら。


高級スーパー成城石井で販売されている桜エビ。


これは上の記事で書いている東港産のと同程度の大きさ、品質でとても美味しいです。何度もリピートして購入し、家に必ずストックしています。




90g入りで、価格は1500円ほど。

高く感じますが普通のスーパーで桜エビを見て比較してみると、これが高くないことが分かると思います。国産のものよりも大きく、量も多いですから。



乾物なので保存が効きますし、乾燥剤を入れてちゃんと保存しておけば多少賞味期限が切れても大丈夫かと。(個人の判断ですが、私は多少ならば切れても使う人)


台湾に行きたくても行けない方、桜エビがお好きな方、ぜひお試しください。おすすめです。

(*・ω・)