今日放送されていた番組で、女性の生理のことをやっていた。
千葉で開業されているという婦人科の先生の紹介や、生理の悩みのことなど。その中でピルの事も出てきた。ピルを飲むことでPMS(月経前症候群)などが改善されるとか。
私がピルを知ったのは低容量ピルが解禁された頃で、当時はよく女性誌でもピルについての記事があった。避妊できる、生理の悩みを解決してくれる、予定管理がしやすい、お肌が綺麗になる…など大体はいい事ばかり書いてあったし、若い女性であれば心惹かれるような内容。今日の番組もそれと似たような印象を受けた。
私が飲んでいた頃よりもピル自体がより低リスクに改善されているのかもしれない。でもピルにはリスクもある。確率が低いから自分には関係ないだろうと誰しも考えると思うし、自分もそうだった。クリニックではろくに検査もせず簡単に処方してくれた。
ピルは婦人科の病気治療でも使われるし確かに良い効果も多い。けれど、リスクがあるという事を処方時に必ず伝えてほしいなと願っている。
喫煙者はダメ、35歳以上は血栓症のリスクが上がるとかをきちんと伝えてほしいし、処方している患者の定期的な血液検査等をしっかりやってほしい。
自分は痛い目に遭ったので、職場の若い女の子とかには機会があればピルの怖さを伝えている。テレビで婦人科の先生が言っていた通り、婦人科は怖いところではないし、体がおかしいなと思ったらまずはきちんと受診するべき。年に一度は診てもらうのが安心。
婦人科を敬遠し、避妊目的や生理の症状を軽くしたいがために海外通販などで安易にピルのネット購入などをしてしまうと後々大変な事になりかねない。それだけは絶対に辞めてほしい。安く簡単に手に入れるピルと自分の命、どちらが大切かは言うまでもないから。
大袈裟かもしれないし、全員に副作用が出るわけでもないけれど物事には必ず良い面と悪い面がある。それを忘れないことが大切だと思う。
違う科でCT造影を受け、子宮筋腫か腺筋症の疑いがあると言われ、わたしも先日久々の婦人科に行った。ピルで血栓症になって以降、前のクリニックから遠ざかっていたので近くの病院へ。
婦人科に慣れていないと女医さんでないと嫌という人も結構いると思う。内診もあるし。私の過去の経験上、女医さんよりも男性医師の方が優しくて、内診も丁寧だと思う。生理の悩みに関しても女医さんの方はわりと対応がシビアで厳しい。そんなのはよくありますから、と言われたり。同性ゆえの厳しさを感じる。
今回初めて行った病院の先生が俳優の滝藤賢一さんに似ていた。診察も丁寧だし、説明もわかりやすかった。男性医師にとっては内診も日常。なーんとも思っていないから、婦人科は恐れず行きましょう。
↓滝藤賢一さんの参考画像(;^ω^)