山育ちのnokiaは、海辺に住むのが夢でした。
神戸には、おばさんが住んでいて、そこにはいとこ姉妹がいました。
いとこの中では、サッちゃんがいちばん歳が近くて仲が良くて、夏休みや春休み、何にもなくてもよく泊まりに行ってました。
nokiaが小学生だった頃、サッちゃんのおうちは三ノ宮のほど近くにあり、夜にお布団の中にいると「ボーーッ」と低い汽笛が聞こえていたものです。
もっと小さい頃には、この「ボーーッ」っていう汽笛の正体がわからず、とっても怖いものに聞こえていました。
「ボーーーッ」というのが、お船の汽笛だと教えてもらってからは、憧れに変わりました。
神戸に住んだらいつでも「ボーーーッ」が聞こえるんだ! って。
いつしか「汽笛=神戸」になってたんでしょうか。
汽笛を聞きたくて神戸の大学を受験したけど、nokiaの学力では足りなくて。
でも私学に入れてもらえるほどの余力がうちにはなくて。
大学は諦めて京都で就職しました。
そして今こうして「ボーーーッ」を聞いてる。
秋口の台風直後はしつこいくらいの「ボーーーッ」が聞こえていました。
山の中暮らしをしてる時は、船の汽笛がなんだかとっても素敵なものに思えていたんですが。。。
よーーく考えたら、汽笛=クラクション、ですよね。
警鐘、ですよね。
なんども汽笛を鳴らすのは「危ない」からやん!
ボーーーッ「ちょっとそこの舟、退いてんか」
ボーーーッ!「危ないて。早よ退いて!」
ボーーーッ!!!「おい、聞こえてんのか?退けや!!」
ボーーーッ!!!!ボーーーッ!!!!「なんでもええからそこ退け! 早よ退け! ぶつかるて!!!」
と、船員さんが叫んでいるかどうかは知らんけど
最近では立て続けに汽笛が聞こえてくると、船員さんがこんな風に言ってんのと違うかな〜って勝手に想像するnokiaです
台風21号でタンカーが衝突したのは関空の連絡橋だったので人的被害はなかったですが、もしもタンカーとフェリーや漁船が衝突したら大変なことになりますもんね。
目の前の海は明石海峡。
わずか3〜4kmの幅なので船はお行儀よく列を成して海峡を通ります。
そのうえ、観光船だの漁船だの、ヨットにジェットスキーまで、船がひしめいてる状況。
そりゃ「おりゃー!退かんかい!!!」となるよね
(淡路島南側は潮が渦巻いてるのできっと誰もが避けたいと思う)
小さい頃の「汽笛を聴きながら眠る」という夢は叶えたけど、なんだかフクザツな心境のnokiaです
すぐ向こうは淡路島。こうして見ると明石海峡は狭いね。
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