Google AdWordsは、ご存知のようにGoogleが提供する
PPC広告の一種で、Yahoo!のプロモーション広告と共に、
今やインターネットの宣伝になくてはならない存在になりつつある。
ただし、宣伝だからといってどんなサイトでも有りかというと、
そうではなくて、一定の審査基準をクリアしないと掲載できないことになっている。
特にGoogle AdWordsではアフィリエイトを厳しく制限しているようで、
この種のサイトを宣伝しようとする場合は注意が必要だ。
実際、私自身もアカウントを取得してみたものの、
肝心の宣伝しようとしていたサイトは不承認となってしまった。
Yahoo!プロモーション広告では問題なく承認されたサイトなのだが。
ここで問題になったのは当時は勝手がわからなかったこともあり、
広告審査が降りる前にアカウントに入金してしまったことだ。
これは声を大にして言っておきたいが、
AdWordsに入金するのは必ず広告審査が承認されてからにしよう。
でないと私のように面倒な手続きに煩わされることになる。
宣伝できないなら当然、入金した金は返してもらわなければならない。
AdWordsで返金手続きをするにはアカウントをキャンセルした上で、
所定の払い戻しリクエストフォームを印刷し、
FAXもしくは郵送で送るという手続きが必要だ。
WEB上やEメールなどでは受け付けてもらえない。
Google側はあくまでセキュリティーのためとしているが、
入金する時はWEB上の手続きでできるのに、返金は不可というのは
わざと手続きを複雑にして返金しにくくしているのではないかと疑ってしまう。
また、このアカウントのキャンセルというのがわかりにくく、
最初は登録したGmailアドレスなども一切削除されるのかと思ったが、
どうやらそうではないらしく、キャンセルされるのはAdWordsに関することだけらしい。
しかも、アカウント自体は残るようでキャンセル後もログインや
Gmailの利用はできるようだ(要するに「アカウントの停止」ということらしい)。
リクエストフォームを送ってもGoogle側からEメールで了承した旨などの連絡は
一切こないので、リクエストフォームが届いたかはどうかは
AdWordsにログインして確認するしかない
(キャンセルしたアカウントにログインできることもGmailが使えることにも
しばらく気づかなかったので、リクエストフォームが届いたかは返金されるまで
確認する方法がないのかと思っていた)。
なお、払い戻しには約1ヶ月ほどかかるそうだ。