数週間ほど前からPCのゴミ箱を空にしようとすると、
いろいろな不具合が起こるようになった。
「Desktopを削除できません」や
「ファイルまたはフォルダの削除エラー」が出たり、
僅かなファイルしか捨ててないにも関わらず、
異常に時間がかかったりする。
ただ、ゴミ箱を空にすること自体は行えるため、
しばらく放っておいたのだが、
やはりストレスを感じるようになったので
(私はゴミ箱に貯めておくのが嫌いなので
結構頻繁に空にする)、
本格的な対処に乗り出す。
恐らく、ハードディスクに読み取りできない
不良セクタがあるのだろうと当たりをつけて、
チェックディスクを実行してみるが効果は無し。
ゴミ箱のフォルダが壊れている可能性もあるので、
その実体フォルダである「RECYCLER」の削除を試みる。
ただし、「RECYCLER」は通常、
隠しフォルダになっているので
コントロールパネル→フォルダオプション→
「表示」タブの一番下の「保護されたオペレーティング
システムファイルを表示しない」のチェックを
解除しないと現れない。
また、そのまま削除しても中身が消えるだけなので、
一旦、別の名前にリネームしてから削除する必要がある
(「RECYCLER」フォルダ自体は削除しても再起動すれば
再び作成されるので問題ない)。
とりあえずシステムのあるCドライブの
「RECYCLER」を削除してみるが、変化はない。
よくよく考えてみたら
システムドライブに問題があると思い込んでいたが
そうとは限らないことに気付いた。
というわけで、他のドライブでも同様に
「RECYCLER」を削除していくと、
外付けハードディスクの一つに「RECYCLER」を
リネームしようとすると、
CRCエラーが発生して名前が変えられないものが
あることを発見。
どうやら、これが原因だったようだ。
リネームできないので削除もできない。
ツールを使おうかとも考えたが、
その外付けHDはバックアップ専用で
容量もほぼ満杯だったため、
今回は取り外すことにする。
案の定、無事に不具合は解消された。
今回は根本的な解決を見送ったが、、
ゴミ箱で不具合が発生した場合は
全てのドライブの「RECYCLER」を
確認してみてほしい。