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思い出の場所へ親子旅@大阪千里・万博記念公園「太陽の塔」。去年から毎月、父にお題を出して(例えば、僕とテレビ、思い出の歌、子育て論、貝原益軒とか、現在第11回)、電話でおしゃべりをするようにしています。その中で印象に残ったのが、去年7月のお題“大阪万博”のこと。兄が生まれた年に開催されたことや、その数年後に大阪箕面に家族で移り住んだことなどが重なって、父の記憶が鮮明でした。「大阪万博のイタリア館見学後に、生まれてはじめてパスタを食べた」という話も出てきたので、「その旅再現しましょう」と張り切って、“思い出の場所へ親子旅”が実現しました。今日の一枚はその記念写真です。姪っ子が16歳の誕生日でもあったので(可愛いメガネっ子になっていた!)、箕面のイタリアンレストランでバースデーランチを予約して、夜は家族で温泉旅館に泊まって(母は地域ボランティアを優先して欠席←母らしい)、父がとにかく嬉しそうでいい旅でした。全面協力の兄家族には本当に感謝です!  年齢とともに記憶力がどんどん衰えて行く……と弱気になっている父に「それは違うよ」って伝えたいんです。年配者は経験が豊富な分、記憶の量が膨大。例えて言うなら、記憶が詰まった引き出しが満杯であふれていて、必要なことをすぐに探し出せなくなっているだけ。時々、引き出しの中をかきまぜたり、整理したりすることで、底に眠っていた記憶が甦る、つまり、すぐに取り出せるようになる。これはある脳科学者の著書の受け売りですが、私はその説を信じています。引き出しをかきまぜる作業のひとつとして、毎月の雑談やお喋りをはじめたし、思い出旅行なんて最高なのではないかと。 年齢を重ねることに幸せを感じる。自分の親のことだけでなく、人生そうであるべき、そうありたいと心から願っています。そんなことを思いながらの2017年。今年もどうぞよろしくお願いします。#travel #japan #hotsprings #スマートエイジング #towerofthesun #kansai

Akiko Nokataさん(@nokata.tabi.travel.journalist)が投稿した写真 -