コーキング工事とは?
外壁塗装工事の際にコーキングの打ち替え工事もオススメすることがあります。
今日は塗装工事と密接に関係するコーキングのお話です。
・コーキングってなに?
住宅の外壁には様々な種類がありますが、サイディングなどのパネルやボードを貼り合わせた外壁の際にボードとボードの間に詰めるゴム状のものをコーキングといいます。
人によってはシーリング・シール材などと呼ぶこともあります。
・コーキングの役割は?
外壁の隙間から水や汚れが入り内部の劣化を防ぐ役割があります。
またサイディングボード同士がぶつかり合うのを防ぐクッションのような役目もしています。
・なぜコーキング工事が必要なの?
紫外線や雨風などによってコーキングが劣化してくると、上であげたような役割を果たせなくなってしまいます。
↑コーキングのひび割れ
↑コーキングの剥離
こうなってしまうとコーキングとしては意味がなく、隙間から水が侵入してしまい、外壁の内部からどんどん劣化が進んでしまいます。
・打ち替え?打ち増し?
あまりコーキングが劣化していない場合は打ち増し(増し打ち)という手法もあります。
が、オススメはしておりません。
既存のコーキングを撤去する手間がかからず費用を抑えることは可能ですが、外壁塗装と同時施工となるとコーキングもかなり劣化しているはずです。
きちんとした処理をして打ち替えした方が結果的には長い年月コーキングの効果が保てると思います。
・コーキング打ち替え工事の手順は?
劣化した既存のコーキングを撤去しプライマーを塗布します。
プライマーを塗らないとコーキング剤がしっかりと密着しないので必ず塗ります。
次にコーキング剤を充填しヘラで平滑に整えます。
養生テープを撤去しコーキングが完全に乾いてから外壁の塗装作業を行います。
※今回は劣化が酷い部分だけの一部打ち替えを行いました。
・工事金額は?
実際にどのくらいコーキングする箇所があるかによって金額は異なります。
外壁全体で何メートル、窓や換気フードのまわりが何メートルと細かく計って見積りをします。
一般的な住宅では打ち替え工事費用はおおよそ8万~15万円程です。
・コーキング屋さんに外注するの?
のじり塗装では自社で施工することができます。
仮設足場の掛払いは高額なので外壁塗装工事と一緒に行うことが費用を抑えるポイントです。
外壁の塗膜とコーキングはどちらも10年程度で劣化しますので、併せて施工することが望ましいのですが、状況によりますので見積りの際に詳しく調査してご提案させていただいております。
足場も塗装もコーキングも。
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一貫して施工できるから工期も費用も抑えることができますよ。
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