祭キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! | 野島直人「新・無意味に暑苦しい」by Ameba

祭キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

直人です。
「無意味の意味の意味」の総合統括監督!平林勇監督の最新作品が第60回ベルリン国際映画祭の短編部門に正式ノミネートの発表がありました!!!

パチパチ(≧▽≦)

今日は「平林祭」開催!!!(#⌒∇⌒#)ゞイエーイ
野島直人オフィシャルブログ「無意味に暑苦しい」by Ameba

第60回ベルリン国際映画祭の短編部門の公式H.P
※気になるノミネート作品「Aramaki」の音楽録音風景公開!
「thema of Aramaki」音楽録音風景!



本当におめでとうございます!

僕と平林監督は2003年ショートショートフィルムフェスティバルで僕のBOSS別所哲也さんから
別「直人、俺と同郷の監督だ!よくしてもらえ!」
直「はい。・・・」自己紹介・・・

ってな感じで紹介されお話したのが最初。

もう意気投合し勢いに乗って会ったばっかりなのにショートショートオールナイトスクリーニングへ行き六本木で監督の短編『HELMUT』を鑑賞!
ああああ

そこで!

ワタナベアニさん紹介された!!!!!!!!!!!

ああああああああああああああ
ここだ。

訂正・・・アニさんここで会いました。(笑)( ̄Д ̄;;
すいません。

この出会いが今の関係のスタート。
衝撃的な出会い。

この出会いから2週間しないうちに1作品短編映画「VS」を撮影しました。

さ、今日は平林監督の祭りなんで

詳しく紹介!!!!!!!!!!!!!!


改めて監督プロフィール紹介
祭だからロングプロフィールね!!!!

ロング「無意味の意味の意味」もやったし。今年はスペシャルは長編ですo(^▽^)o
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平林勇 ヒラバヤシイサム☆

1972年6月25日、大井川がありお茶どころでもある静岡県島田市で生まれる。男3人兄弟の二男。武蔵野美術大学・造形学部・視覚伝達デザイン学科卒業。学生時代に画家・石田徹也と親交を深める。卒業後、株式会社ライトパブリシティで、グラフィックデザイナーをやる。映像に興味を持ち退社。

Affter Effectsのマニュアルを隅から隅まで読み、使い方を覚えたら、映像の知識も勝手に覚えていた。デザイナーだった経験を生かし、CMのモーショングラフィックスなどをやりながら、知らぬ間にCMディレクターになる。CMディレクターをやりながら広がった技術や人脈を生かし、30歳頃から短編の映像作品を作り始める。

幼少の頃は昆虫博士になるのが夢で、小学校の頃はイラストレーターになるのが夢で、中学生の頃はレイハリーハウゼンやリックベイカーに憧れ、高校生の頃は現代美術のアーティストに憧れ、大学生の頃は広告代理店のアートディレクターに憧れていた。今は、自由に作品が作れる環境を手に入れる事に憧れている。

2002年に『PENIS』という映像作品が、京都造形芸術大学が主催していた「21世紀アジアデザインコンペ」というコンペで大賞をもらった。審査員には田名網敬一さんや宇川直宏さんや束芋さんなどがいた。その副賞として、次の年、京都造形芸術大学で個展を開かせてもらった。仕事に追われ、作り出したのは個展の1ヶ月前。一気に作り上げ、ギリギリセーフで個展を開いた。そこで上映した映像作品を再構成して作ったのが、『TEXTISM』という作品で、イメージフォーラムフェスティバルで大賞をもらった。

同時期にCMのスタッフで作ったのが『HELMUT』という作品。CM制作プロダクションに残っていた35mmの残フィルムを集めて作った。『PENIS』『TEXTISM』は自分1人で作った作品だったが、『HELMUT』は多くのスタッフと共に作った初めての映像作品。タイショートフィルム&ビデオフェスティバルでグランプリをもらった。『HELMUT』はショートショートフィルムフェスティバルでも上映され、そのパーティで代表の別所哲也さんから紹介されたのが、俳優の野島直人。

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野島直人とはその場で意気投合し、10日後には『VS』という短編ホラー映画を完成させていた。ホラー映画のつもりで作ったのだが、ホラー映画のパロディの域を出ていなかったのは間違いない。野島さんとは次の年、2人きりで『自然との対話』という作品を作った。家から徒歩1分の公園で撮影時間1時間という超早撮りで完成させた。さらに翌年、野島直人と『ドロン』という作品を作った。

『ドロン』はCM制作会社の会議室を借り、SONYのハンディカムで1日で撮った。アイデアをひとつ考え、そこから物語を作っていった。その頃は仕事も多忙の極致で、案外いい加減に作ったことを覚えている。その当時、自他共に認める失敗作だったのだが、気休めに応募した釜山アジア短編映画祭でグランプリに。一気に自信を深め、スペインのグラナダ国際短編映画祭グランプリ、トロントジャパニーズ映画祭グランプリと3つの映画祭でグランプリをもらい、その後は数え切れないほどの映画祭に招待され上映された。映画を完成させる責任は監督である自分にあるが、良い悪いの評価をするのは自分ではないことを痛感した作品だった。
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『ドロン』で気をよくし、翌年、自分がずっと作りたいと思っていた念願の作品を作った。それが『十七個の空間と一匹のウジ虫で構成された作品』というタイトルの作品だ。作品中には前世が人間だったウジ虫が一匹出てくるだけ、物語は彼のモノローグで展開する。この作品は一歩間違えると悪趣味なだけの映像になってしまいコンセプトを脅かされかねないので、35mmのカメラを使い、美術セットを入念に作って撮影にのぞんだ。

同時期に「虫」をテーマにした長編映画『虫の飼い方』の脚本に着手。虫が大好きな男の子と虫恐怖症の母親の話。この脚本はサンダンス・NHK国際映像作家賞 日本部門2007のファイナリストになり、サンダンス映画祭で審査されたが、惜しくも落選。通れば映画化、落ちれば何も無し。この落差は凄まじいものだ。

2008年、『ドロン』でグランプリをもらった釜山アジア短編映画祭から審査員として招待された。4人の韓国人と1人の日本人という構成。20分の作品を80本近く見る審査はとても大変だったが、「作品」としてみる視点と「コンペ」として見る視点の明らかな違いに気がついた。「いい作品」と「勝つ作品」は違うのだ。「いい作品」がバンバン落とされ、荒削りだが可能性を秘めている作品がドンドン上がっていく様を目の当たりにした。そこで韓国の映画監督の審査委員長から言われた言葉を覚えている。「カンヌを始め、何十年も続いている映画祭は、コンペの審査が厳格だから、世界中の映画人に信頼され、続いているんだ。私もこの映画祭をずっと続けていってもらいたい。だから、審査員のみなさんも妥協することなく厳格に審査して下さい。」と。

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それまでの作品作りの経歴が評価され、2008年、VIPO(映像産業振興機構)の文化庁委託事業である「若手映画作家育成プロジェクト」に参加。そこでのワークショップや短編映画制作を経て『BABIN』を制作。そして、念願のロカルノ国際映画祭に参加。惜しくも金豹賞は逃したが、審査委員特別賞と学生審査委員賞の2つの賞を受賞した。

2009年、『BABIN』の主役の堀部圭亮さんと再び作品作りに着手。そして完成したのが『aramaki』という作品。スタッフも『BABIN』と同じスタッフ。『BABIN』では、ほとんど喋りっぱなしと言う設定だったのが、『aramaki』ではセリフ無し。そして、23分ワンカットの作品。セリフではなく、動きや設定、小道具や衣装などにいろんな意味を込めた。『aramaki』は2010年のベルリン国際映画祭の短編オフィシャルコンペ部門に選ばれた。

一方、CMでは国内のACC賞のブロンズを2回受賞。CM制作では広告代理店のCDやプランナーやAD、CMプロダクションのプロデューサー、もちろんクライアントなどとの出会いも重要な要素であるため、なかなか自力で世界の広告祭を目指すのが難しいところが悩みどころである。

しかし、通常、「世界の広告祭を目指してない広告」をいっぱい作っているが、実はその方が難しいし、奥深いものがある気がする。広告は機能であるし、文化的影響力も持っている。だから面白い。

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CMと短編映画の作風は別人だと思われるほど違う。でも、それぞれの面白さや役割が違うから当たり前の話なのだ。CMの仕事の面白さは「過程」にあるが、短編映画は「結果」にある。で、面白いことに、重要なのが何かというと、CMは「結果」であり、短編映画は「過程」だったりするのだ。

駆け出しの頃、CMや企業VPの撮影、演出、編集、アニメ、デザインなどを1人でやっていた時期があったのだが、この不況で再び、1人で全部やることも増えてきた。最近ではここにWebムービーというのも入ってきた。Flashのインタラクションを含め、演出という範疇に取り込んでいきたいと思う。

広告のコミュニケーションと、短編映画のアート、あとは様々なメディアに対応できるコンテンツ。自分の職能として、この3つがバランス良く機能していく事が目下の目標である。

www.hirabayashiisamu.com
Twitterは「hirabber」


監督一向はベルリンに行く予定です。
行く直前にまた「祭」第二弾やっちゃうよーやっちゃうよー♪


これからも応援お願いします。