皆さん、こんにちは。
いつもありがとう。
このブログのテーマ“メッセージ”は、当初、受験生を入試本番に向けて鼓舞することが目的でした。
ところがこの間、徐々に性格が変化・拡大してきています。
それはまず、ブログの読者の皆さんとの出会いに影響されたものです。
加えて、10代後半の受験生からの訴えも、ポツリポツリと届くようになりました。
彼らが深刻な“息苦しさ”を感じる最大の要因は、日本社会が抱える閉塞感にあるのだろうと思います。
残念ながら、これを直ちに解消するのは難しい。
ただ、受験生からの訴えを聞いているうちに、“息苦しさ”を助長する要因の1つに、オトナ側の(ほとんどは意図せざる)威圧があると感じるようになりました。
これなら、いくらか減らすことができるかもしれません。
オトナに属する読者の皆さん。
若者に何かアドバイスをする際には、とりあえず、みずからの(古臭い)受験期の体験などはきれいに捨ててください。
それらはきわめて特殊な個人的事例であることが多く、しばしばピント外れだったり、単なる自慢話だったり。
大半の若者は、まだ反撃に転じるだけの蓄積に欠けています。
社会の急激な変化に合致していない助言は、たとえそれが善意であっても、相手の心にバリケードを築かせてしまうだけだろうと思います。
若者に属する読者の皆さん。
たとえ理不尽さに翻弄されても、何とか、もうあと3年踏ん張りましょう。
この間に必ず、次の社会の輪郭はもっと鮮明になっていきます。
これにともなって、アタマの硬直度が高い順に、しかも猛烈な勢いで、オトナのシーラカンス化が進んでいきます。
今、皆さんが感じている“息苦しさ”は、決して永続的なものではないのです。
僕が死のうと思ったのは
シンガー:中島美嘉
作詞・作曲:秋田ひろむ(amazarashi)
YouTube制作:何必日語