問 題
次の資料は、日本がかかわった戦争が始まって6日後の『平民新聞』に掲載された社説の一部である。
これを読んで下記の問いに答えなさい。
資 料
然れども快なる勝利は果して何物を汝に与ふ可き乎。
第一は➊幾千万、幾億万の公債に対する利息の負担に非ずや。
汝、及び汝の子孫は長く此負担の為めに苦しめらるべきに非ずや。
第二に➋諸般歳計の膨張と之に伴ふ➌荷重の増税に非ずや。
荷重の増税、是れ今日の国民に在て実に虎よりも怖る可き所に非ずや。
問1
この資料を執筆したと考えられる人物を2名挙げなさい。
問2
「日本がかかわった戦争」の名称について答えなさい。
また、下線部➊~➌が、政策として実際にどのように行われたのかについて、具体的に説明しなさい。
(85字以内)
*改題の原則などについては、「一橋大論述新研究1(予告)」をご覧ください。
*解説解答は、以下で確認してください。