問 題

 

次の資料は、日本がかかわった戦争が始まって6日後の『平民新聞』に掲載された社説の一部である。

これを読んで下記の問いに答えなさい。

 

資 料

然れども快なる勝利は果して何物を汝に与ふ可き乎。

第一は幾千万、幾億万の公債に対する利息の負担に非ずや。

汝、及び汝の子孫は長く此負担の為めに苦しめらるべきに非ずや。

第二に諸般歳計の膨張と之に伴ふ荷重の増税に非ずや。

荷重の増税、是れ今日の国民に在て実に虎よりも怖る可き所に非ずや。

 

問1

この資料を執筆したと考えられる人物を2名挙げなさい。

 

問2

「日本がかかわった戦争」の名称について答えなさい。

また、下線部が、政策として実際にどのように行われたのかについて、具体的に説明しなさい。

(85字以内)

 

改題の原則などについては、「一橋大論述新研究1(予告)」をご覧ください。

 

解説解答は、以下で確認してください。

問1「一橋大論述新研究67(13-Ⅱの前半 問1を考える)」

問2「一橋大論述新研究68(13-Ⅱの前半 問2を考える)」