千代田区神田小川町の歯を抜かない歯医者さん

千代田区神田小川町の歯を抜かない歯医者さん

小川町駅徒歩3分、御茶ノ水駅徒歩5分、千代田区神田小川町 野地デンタルクリニックです。
お子さんの咬みあわせ育成。成人の方の虫歯予防や歯周治療。精密な入れ歯作製など「お口のお困り事」は当院歯科医にお任せください。

こんにちは、野地デンタルクリニック院長の野地です。

梅雨らしい季節で、もう台風の知らせがくるようです。

上半期は、色々バタバタしていた診療室ですが、6月に入り少し落ち着きを取り戻して

まいりました。

今月は大きな歯科学会で福岡出張予定。

zoomに慣れてしまっていると、遠出が若干億劫になりますね。

ですが、イベント事は実際にに肌で感じて現場で受け取るエネルギーがあります。

いろいろ学んで吸収してこようと思います。



本日の話題はお手入れです。

皆さん歯磨きの仕方って、どのようにやられたますか?

まんべんなく、磨き残しが無いように・・・

歯磨きのやり方動画とか、動画サイトにあるかもしれません。

電動歯ブラシにリンクするアプリを見ながらやれば、綺麗に磨けるかも・・


残念ながら、このような方法だけでは満足のいくような磨きかたには成りません。

特に高い虫歯リスク、歯周病リスクをお持ちの方は、

平均値的なやり方では、歯を守り切ることが不可能。




オーラルB電動歯ブラシは、こんな感じでスマートフォンを前に貼って、画面をみる様に推奨してますが、画面上の模型のような、絵で描かれた歯並びと3人いたら3人とも同じではない。

ばい菌のしつこさも、三者三様なのです。

1日3回、1回○○分以上の歯磨き習慣を習慣化するという事だけが目的なら

こんな方法でも良いでしょうけどね‥。

出来れば、歯科医院でその方毎のオーダーメイドの歯磨き方法を習った方がトラブルが少ないと思います。



今日のブログ記事は、丁度スタッフさんが黒板に書いている事を参考にしました。

歯科医院の玄関前の黒板はこうやって、書いてくれてます。
(Nさんありがとう。)



最後まで読んで頂きましてありがとうございます。




当院では「あなたの生涯の健康を守るお手伝い」を志しております。

お子さんの年齢や状況に応じた仕上げ磨きの個別指導

大人の虫歯や、歯周病治療。

虫歯や歯周病の予防など「歯を残す」という手段を最優先に致します。

是非ご相談下さい。



道順で分かりにくい場合
御連絡下さい。



電話番号 03-3294-6863
●野地デンタルクリニックホームページはこちら●
野地デンタルクリニック●電話番号●03-3294-6863
●診療時間● 
平日 10:00〜13:00 14:30〜19:00
土曜 10:00〜13:00 14:30〜18:00
●休診日● 
日曜祭日 勉強会 学会参加日は不定休です
●ご予約状況確認とご予約はこちら●
●ご相談フォーム●
●アクセス方法●


こんにちは、野地デンタルクリニック院長の野地です。

神田祭が終わり、梅雨にさしかかろうとしていますが皆様お元気でしょうか?

現在、6月末に行われる大きな歯科学会の実行委員で活動中の為、歯医者さんのお仕事以外の仕事でバタバタしております。

歯科学会も色々あります。

私が今取り組んでいる会は、大学の研究とは違い患者さんの治療や治療経過について議論する会です。

新しい材料は、効果があるのかどうか?

似たような症例を集めて、有効な治療方法を検討したり

いろいろ患者さんと相対する中で生まれてくる事柄を、検討研究するのですね。



タイトルは、シェークスピアの「ハムレット」の引用です。

歯医者さんのお仕事は、患者さんとは一期一会で治療が終わってしまったらお終いではなく、

ながーい時間をかけてお付き合いしていくようなお仕事なのです。

その為、治療に関してはよく患者さんとこのようなやり取りになる事があります。


患者さん 「先生この黒いところ、虫歯ですよね? 削って直したいのですが・・・」


写真の丸印 

私(・・の中ではこんな感じ)(・・・確かに虫歯だけど、多分慢性化しているよね・・)
      (食事やお手入れの仕方次第では大きくならないのじゃないかな・・・)
      
私  「確かに虫歯ですが、慢性化している様子なのでちょっと待ちましょう」

患者さん「えっ!(←ちょっとヒキ気味)

かくして私は、患者さんにとっては「虫歯が大きくなるのを楽しみに待っている歯医者さん」になるのでした(笑)



笑い話っぽく書きましたが、説明が足りないと本当にそうなってしまいそうなシーンです。

虫歯には急性の虫歯と慢性の虫歯があります。

急性の虫歯は数年で大きくなってしまいます。

しかし慢性の虫歯は20年かけても変わらない事が多いです。

急性の虫歯と誤認して詰めものなど入れた為に、のちのち2次災害にみまわれたり・・・

削ってつめさえしなければ、後々神経を失う羽目にならなかっただろうにという事も多々あります。


その為、患者さんが虫歯! っと思っても結構治療をしないで様子を見る事があります。

その代わりに虫歯が進行しないように、お手入れのチェックと食事の仕方に虫歯の出来やすい感じがないかをチェックするわけですね。


ちなみに先ほどの方の17年後です。特に治療もしていませんけれども虫歯の進行もしていません。

治療は「攻め」ないといけない時もありますし、「待つ」時もあるという事なんですね。

この見極めは唯一「患者さんとのお付き合いの中」で見えてくる物なのです。







最後まで読んで頂きましてありがとうございます。




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こんにちは、野地デンタルクリニック院長の野地です。

暑い日が続いていますが、皆様おげんきでしょうか?
 
先日子どもが通っている算数塾の先生との保護者面談に参加して参りました。

その面談では、子どもの現在の塾での様子を先生がどのように捉えているかを教えて頂いたり、

学校や家庭でどのような接し方をしているか?等を話し合いました。

そのお話の中で特に印象深かった事柄は、「親は余計なことをしない」と言う事。

でも私これとても共感できるのです。

私自身が歯科医師になったとき、毎月の症例検討を行う際には私の師匠の先生は症例検討に対してなにもコメントを下さいませんでした。

来る日も来る日も・・・

なにか教えてもらえるのではないか?

と期待して勉強会に赴くのですが、一向に教えてくださらない。


時々、ふっとコメントを一言二言頂くのですが、「間」が絶妙なのですね・・・

思い返すと、発表に際して分からない事を悩んで悩んで・・

悩み抜いた末にどうしても分からないとなって口から出た疑問には

たまに、コメントを下さっていた様に思います。



そのようにして得た「知」や「経験」は10年経っても20年経っても忘れません。


セミナー形式で、その先生が手取り足取り教えてくださったら、恐らく頭に残らなかった事でしょう。

症例検討を発表するまでの準備、更にもっと前に患者さんの治療を行っているときにずっと頭で考えて、手を動かして・・・。

発表にも頭で考えて・・・。


誰かの講義をただ聴いているだけでは、得られない事だらけなんですね。


子どもの塾も、授業中先生が教える事は一切ないそうです。

本当にその人の成長を臨むなら、「邪魔をしないこと」こそが大切である事を再認識しました。



もう一つこの塾の先生のお話には続きがありまして・・・。

「その子が興味を持たない事は伸びていかないし、伸びていくように興味を持たせること」が重要とのこと。

患者さんへの歯磨きやメンテナンスの習慣。

はたまたスタッフ教育まで様々な現場で、ある程度共通する事柄の様に痛感します。


長野で歯周治療を熱心にやられている北川原健先生は、本当にその患者さんが「どう磨いたらよいか?」を考えてこない限り磨きかたを教える事はなかったそうです。

なかなか難しい事です(笑)




最後まで読んで頂きましてありがとうございます。




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皆様こんにちは。

野地デンタルクリニック、院長の野地です。


だいぶ寒さも和らいで春らしい陽気になってきましたね。

長引くコロナ渦やら、世界情勢で右往左往しておりますが皆様お元気でしょうか?



最近美容院でシャンプーして貰っているときに、美容師さんとの会話でこんな事が有りました。

その美容師さんは、「もしコロナウイルスが問題無くなったとしてもマスクを外せないかもしれない」というのですね。

またカラオケ店などでも「人の使ったマイクを使うなんて考えられない」という事でした。

医療従事者ならともかく、一般のかたがそこまでの意識になる事にびっくりしました。

確かに、昔の映画など見ていると簡単に地面を触った手で顔に触れたり等のシーンに違和感を感じる事があります。

生活習慣や意識も徐々に変わっていくことを実感した事柄でした。



本日は、メンテナンスの大切さについて最近実感したのでお話したいと思います。

新型コロナウイルスの蔓延は、私たちの生活習慣に大きな影響を及ぼしました。

はやりだした当初は、なにやら得体のしれないウイルスと言う事で大変でした。

昨今ではその防御の仕方や、ウイルスに対する対処法など皆さん浸透してきている事と
思います。



マスクをしたり、距離をとって会話したり、手を良く洗ったり・・・

歯科医院では治療をする際に、マスクを外す必要があります。

術者との距離も近いと言う事から、治療やメンテナンスを嫌煙して長期に来院が途絶えてしまう方がいらっしゃいます。



よく患者さんへの説明で、「メンテナンスが歯を守る」事をお伝えしております。

論文での統計学的にも、当院での集計でも「メンテナンスをしないと歯が悪くなる」事が
分かっていましたが・・・


最近コロナ渦でウイルスがはやりだした頃から、メンテナンスが途絶えている患者さん

の応急来院が増えています。

虫歯や歯周病の悪化などです。



偶然かなーとおもったのですが、間違いない。



初診時2011年の時の写真、写真の右から2番目の歯の詰め物が外れていらっしゃった
ので治療したのです。



治療終了して、何回かメンテナンスにいらしていました。

2018年暮れを最後に来院が途絶えてしまいました。

「コロナが怖いから・・・」という理由をお伺いしておりましたので暫くそのままお待ちしておりましたが・・・



2021年になって「直したところがいたい」と言う事でご来院。

痛みは結構強く、残念ながら治した歯の前方に歯の神経を失うほどの大きな

虫歯が出来てしまいました。

また前回直したところも周囲から虫歯になっていることが分かります。



歯は「補ったら完治」ではありません。

補う毎に「歯は減って」しまうのです。

このパターンで虫歯が多発している人、現在急増中です。


メンテナンスはやはり歯を残すことに貢献していると実感もできました。

(出来れば実感したく有りませんが‥)


どうかご自身の判断で治療の中断や、メンテナンスをやめてしまわない様にご注意ください。





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皆様こんにちは。

野地デンタルクリニック、院長の野地です。


前日が休診日で、相談机でこの記事を書いています。

休診日といっても完全にオフな日もありますが、診療日にできない仕事をしていたりします。



本日は検診にいらっしゃった患者さんの事をお話したいと思います。

初めて拝察したのはもう14年も前になります。



左側で噛めないという事。

奥の2本から膿が出ていてぐらぐらになっておりました。





そして改めてみると右上がない!



レントゲンを見てみると
左上の奥の歯がほぼ根の尖端まで骨が無くなっているように見えます。


前の先生からは、「左上の奥歯2本をぬいて上の左右の奥にインプラントを入れるか、入れ歯しかない」といわれたとのことでした。

なんとか左上の歯を再建したいというご要望と、入れ歯もインプラントもやりたくないという事でして・・・

そもそもなんでこんなに左上の奥だけ悪くなるかを考えると、右側が噛めないから左で噛むしか無いのですね。

だから左上の再建は右側でかめる事無くしては成り立たないのです。



考えあぐねた末に右下の親知らずを右上のない部分に移植を行い。



右側でかめる様にして

そして患者さんとの2人3脚の末、右上の移植と左上の歯周治療を成し遂げました。


14年後の状態です。





14年間の間で2,3回硬いお煎餅を食べて外傷を起こしたことがありますが、なんとか現状維持をする事が出来ています。


患者さんは77歳になり、ここからインプラントという選択士は御本人が臨まない限りは必要ないのでは無いでしょうか。


前の先生は存じませんですが、14年間はインプラントも義歯もいりませんでしたよ(^^



最後まで読んで頂きましてありがとうございます。




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