2022年9月から済生会兵庫県病院呼吸器内科にオリンパス社製超音波気管支内視鏡システムが導入されました。

 もともと気管支内視鏡検査は肺の病変を採取して診断する際、気管支内腔からの肉眼所見と胸部X線透視により病変の位置を確認していました。しかし胸部X線透視では肺の小さな病変を確認、組織採取をすることが困難でした。

超音波気管支内視鏡( ガイドシース併用気管支腔内超音波断層法 :EBUS-GS)は病変の位置を超音波(エコー)画像で確認することで、より小さな病変をより正確に病変の位置を探し、組織採取を行えるようにするものです。正診率は従来の気管支鏡検査が70%程度に対し、EBUS-GS:75-95%と向上します。

 気管支腔内超音波断層法による経気管支リンパ節穿刺吸引細胞診:EBUS-TBNAは、気管支に接したリンパ節を超音波画像で確認しながら針で穿刺し、リンパ節の細胞を採取する方法です。肺癌のリンパ節転移、サルコイドーシス、悪性リンパ腫の診断などに用いられます。

 

済生会兵庫県病院呼吸器外科、呼吸器内科

兵庫県神戸市北区藤原台中町5丁目1-1

常勤医師(入院担当):

呼吸器内科:金城、湯村

呼吸器外科:吉村、伊藤、木村

外来診察日         

曜日  月
呼吸器外科 伊藤
木村
吉村 富山  伊藤 吉村
木村
     
呼吸器内科 山本 湯村 湯村 永野  小林/
高宮
     

http://saiseikai.info/reception/ambulatory/

http://saiseikai.info/


にほんブログ村