気管支ぜんそくなどで気管や気管支の中に炎症があると、吐き出す息の中に一酸化窒素(NO)が大量に排出されます。

息の中のNOを測定することで、

気管支喘息があるかないか、そして気管支喘息の患者さんでは上手にコントロールができているかを判断することができます。

吸入ステロイドを使っていない新患患者さんで、発作性の呼吸困難やヒューヒューを言う呼吸音など喘息を疑わせる症状があり、さらに呼気NOの濃度が22ppb以上ならば、喘息の可能性が高く、さらに37ppb以上であれば、ほぼ確実に喘息と診断できることがわかりました。

気管支喘息の患者さんでは症状などに加え、呼気NOを指標にしてステロイド吸入薬のコントロールを行うことで、より良好なコントロールができることも示されています。

2018年3月に日本呼吸器学会から、呼気一酸化窒素(NO)測定ハンドブックが出版されています。

http://www.jrs.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=106

 

目次

第1章.呼気NOの概略
第2章.呼気NO測定原理
第3章.測定法の実際
 1)NIOX MINO®
 2)NIOX VERO®
 3)NObreath®
第4章.測定結果の解釈
 1)測定値に対する諸因子の影響
 2)各呼吸器疾患における呼気NO
 3)喘息における呼気NO
第5章.付記
 1)保険点数
 2)Multiple Flowでの測定

済生会兵庫県病院呼吸器系外来

兵庫県神戸市北区藤原台中町5丁目1-1

http://saiseikai.info/reception/ambulatory/

         

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呼吸器外科 富山 伊藤    富山 伊藤      
呼吸器内科             藤田      


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