黒田かおりの日々 -5ページ目

『曜変天目』静嘉堂文庫美術館

こんばんは。
黒田かおりです。

余韻に浸り過ぎて、すでに曜変天目のレポートをした気分になってしまっていましたが、いやいや、まだだから!
というわけで、曜変天目を見るための、東京行き、2月末に敢行しました。
場所は、静嘉堂文庫美術館です。

photo:01



簡単に説明すると、曜変天目は世界で最も価値の高い器と言われており、元々の生産地は中国。
なのですが、その中国には完全な形で残っているものはなく、世界中に3つある曜変天目の全てが、日本に存在するのです。
黒地に宇宙の銀河を思わせるような玉虫色の斑点がある、幻想的なお茶碗です。
今回見ることができるのは、『稲葉天目』という、3つの曜変天目の中でも一番素晴らしいとされるお茶碗。

結果から書いてしまいますが、いやー、本当に良かったですね。
何度もいろんなところで言ったり書いたりしてますが、私の曜変天目への期待感は相当なもの。
その期待を全く裏切ることなく、曜変天目は輝いていました。

黄金のような派手な煌めきではないのですが、暗い色の中にぽっぽっと青い光が揺らめいているのを見ると、本当に尊いものを見ている気分になります。
間違いなく、この器の値段や希少価値のことなど知らずとも、誰もが惹き込まれるだろう。
そう思わせる力がありました。

隣に陳列されていた油滴天目も、想像以上でした。
というか、私は曜変天目に心を奪われるあまり、美術館に着くまで油滴天目も見れるということをすっかり忘れておりました!
油滴天目自体は、もちろん画像などで見て知ってはいました。
が、これがまた画像を見るだけでは伝わらないような、不思議な魅力があり、時間を忘れて食い入るように眺めてしまいました。

油滴天目は、器の内側だけでなく外側にも斑点模様があり、この外側の斑点の光彩が、淡く虹色に光っていて、神秘的でした。
照明も上手い具合に照らされていて、その光彩を存分に堪能することができました。

この天目を始めとする茶道具のコレクションは、親子2代に渡って集められ、今日まで海外に流出することなく日本に残っています。
こうして今でも綺麗なままで見ることができるのは、当時日本の素晴らしい美術品がどんどん海外に渡ってしまっている風潮を懸念したその親子が、それを食い止めようと収集を試みたおかげだそうです。

展示期間は3/24までなので、興味のある方は、面倒がらずにお出かけされることをお勧めします。
私なんて、滋賀から車中泊×2で行きましたからね!
日帰り東京みたいなもんです。
まぁ、この方法が一番安くて面倒もなく、現地での行動時間にもロスが出ないんで、体力さえ何とかなるならまたこれで東京に行こうと思ってます♪
はぁ~、今回も貴重な体験ができた旅でした。

構図

再びこんばんは。
黒田かおりです。

ちょっと構図についてネットで調べものをしていたら、
ショックな書き込みを幾つも見つけてしまって、
ついついまたブログを書きたくなってしまいました。

多分、10代くらいの若い子だと思う(だと思いたい!)んですが、
『構図』について、意味を取り違えてそうな人が多いなと。

構図は、作者が伝えたい意図、見せたいものを、
見る人にスムーズに伝わるようにするためのもの。
視線誘導、安定感、動的要素などを絵に加えるためのもの。
効果的に絵の輪郭や陰影に隠されている、
黄金分割や三角形などの線・面の関係性。
(…ていう表現で合ってると思うんだけど)

例えば、描きたいモチーフがあって、テーマもあって、
それをどうやって配置して、背景とのバランスなども考慮しながら、
一番見せたいものをいかに効果的に見せるか、
画面内のモチーフ同士の位置関係を考えるのが、
『構図を考える』ということ。
(…ていう表現で伝わるんだろうか??)

と、こんなこと書いてますが、
構図を考えるのは苦手な私です。
なので、絵を見る時は、
なるべくそこに隠されている構図を見つけるようにしています。
写真ももうちょっと撮る練習したほうがいいかもな。
ま、iPhoneでのお手軽撮影ばかりですが♪

さてと。
また調べものに戻ります。

知られざるミュシャ展 -故国モラヴィアと栄光のパリ-

こんばんは。
黒田かおりです。

図書館、美術館、博物館など、
相変わらず『館』と名の付く場所が大好きな私です。

今日は『知られざるミュシャ展 -故国モラヴィアと栄光のパリ-』
に行ってきました。
場所は、JR 京都伊勢丹 7Fにある、美術館「えき」KYOTO です。

新たな絵柄に挑戦することになったので、
そのためにいろいろと調べ物をしていた矢先。
通勤の電車の吊り広告を見ていて、
ミュシャの展覧会が開催されると知りました。
その瞬間『私に今必要なのはこれだ!!』と、
思ってしまったので、早速行きましたとも。

収穫は思っていた以上でして、とても参考になりました。
覚え書きとして、簡単に気付いたことを纏めておこうと思います。

今回の展覧会、一番参考になったのは、素描や挿絵の原画など。
この類が予想よりたくさん出品されていました。
それらを見てまず気になったのは、光の効果について。
ミュシャは、ハイライトを上手く使って、
その場の空気感や一番目立たせたい主題を表現していました。

手前に黒っぽい前景を持ってきて、
中間辺りの空間に描きたい主たるものを持ってきて、
遠景は主題を強調するためにハイライト、
もしくは暗い画面に処理されている絵を数多く見ました。
とにかく挿絵の場合は、平面的にならないように、
遠景と主題のコントラストや差をハッキリさせているように思えました。
光を使ったデフォルメ…のような。

構図で一番気になったのは、『漂流物狩り』の挿絵でした。
船の配置や波の位置を上手に使って、
ジグザグの線を作り、嵐の時の不穏な雰囲気を出していました。
(…と、私が勝手に思ったw)

他に構図で気に入ったものは『エマホフ城の女主人絵への賛辞』。
画面右側に、その女主人らしき姿が見えるのですが、
群集の動きやポーズ、位置なども使って、
かなり複雑に視線誘導を計算しているように思いました。
もちろんこれも、一番重要な部分にはふんだんにハイライトを使用。

『イヴァンチッツェの教会の塔』では、対象物の角度が気になりました。
これはまだ彼が10代の時の作品だそうです。
この教会は、上のほうが六角形になっています。
正面に六角形の角が来る造りです。
下のほうは、おそらくほぼ正方形の形です。
ミュシャは、建物正面から30°ほどずれた角度
(えっと、私の算数の計算、合ってるかしらw)
から、建物を描いています。
そうすると、上部の六角形の一辺が正面に来ます。
下の部分は斜めに描かれているので、適度に画面に動きが出て、
画面上の部分は、六角形の平たい部分を正面に捉えているので、
とてもスッキリしています。
写真で言うところの引き算効果、みたいなものでしょうか。
違う角度から描いてしまうと、良さが半減しそうな気がしました。

で。
ミュシャといえば、アールヌーボーのポスターデザイン。
もちろんそれも素晴らしかったです。
なのに、何故ここまでやたらと、
構図や遠景近景の描き分けのことばかり文章にしているのか。
それは、つまり私がその部分が苦手だから、なんですね。
というか、苦手云々以前に切実に必要…!w
なので、今回は特にそういう点に気を付けて見るようにしました。
全てのことを見落とすまいと必死だったので、
めっちゃ疲れましたーーー。

さて、ここから先は、自分の技術習得に関係なく気付いたことなど。
改めて、当時のリトグラフの技術は凄かったんだなぁ、と。
1世紀以上経った今でも、溜め息が出るくらい綺麗な色、
そして作者の筆致が見られるんですよね。
リトグラフを知らなかった頃は、
ミュシャのポスター達を見て、原画だと思ってたくらいですからね。

実際のポスターの大きさも凄いですね。
ほぼ等身大のサラ・ベルナールがあの筆致で、あのデザインで。
そりゃ迫力ですよね。

この作品展は、先ほども書いたとおり、
ミュシャが10代の頃に描いた作品も見られます。
それから、ミュシャがデザインした切手も展示されていました。
以前に別の展覧会で、ミュシャの作品を見たこともあるし、
画集なども何冊か、見たこともあり実際に持っていたりもする私ですが、
それでも今回の作品展では、お目にかかったことがないものが多かったです。
全作品中、30点以上が日本初公開らしいのです。
そして、図録のデザインがオシャレで綺麗!
とても気に入りました。

ただ、会場を回っていた時、ヒヤッとしたことがヒトツ。
カレンダーの作品群を見ていた時、
私の隣にいた数名の女性のうち1人が、
『この日がさぁ~』なんて喋りながら、
カレンダーに『トントン』と指を直接置いて指しているんです。
もちろん展示用のガラスは貼っているのですが、
100年以上前の代物で、照明だって保存のために暗くしてあるんですよ。
ちょっと無神経過ぎないでしょうか??

そんな残念ちゃんな話はさておいて、
この 美術館「えき」KYOTO では、
ICOCAなどのICカードで入館料の支払いをすると、
前売りと同じ料金で入館できます。
障害者手帳をお持ちの方と、その同伴1名の方も、
前売り料金で入館できます。
更に普通の美術館と違って、なんと20:00まで開館しています!
ミュシャ展は3/30(土)までだそうですので、
お時間のある方は是非どうぞ。
私とはまた違った発見をされることもあるかと思います。

【うたスキ】復活! …と、divaのお話♪

こんばんは。
黒田かおりです。

今日は洋楽カラオケバーのdivaさんでオールナイト!
…の予定だったんですが、止むを得ない事情で急遽お出かけ中止。
なので、ネットサーフィンしたり音楽聴いたりして、
まったり過ごしてました。
言い換えれば引き篭もってました。
まー、たまにはいいでしょー♪

今夜のdivaさんのイベントは、
『American & Canadian Singer Song Writers 特集』
とのことで、この分野のレパがほとんどない私は、
慌てて新たに曲を仕込んでおりました。
せっかく覚えたので、近々平日にでもお邪魔して、
歌ってこようと思います(*^ω^*)
正直今日歌ってたら、グダグダのまま歌うことになってたかと思います。
次ぎ行く時までに、もうちょい完璧にしておこーーー♪

divaさんでは時々イベントや特集をされているので、
気になる方は是非お店のサイトをチェックしてみてください。
週末のイベントなども楽しいのですが、
平日の落ち着いた雰囲気もなかなか素敵です。
私も今月あと1~2回くらい平日に行けたらいいなぁと思っています。

Singing Bar diva

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さて、それはそうと、先日久しぶりにうたスキ復活してきました。
とは言え、コラボ用の動画など何も撮ってなくて、
1人で好きな曲を楽しく歌ってきただけですが(*^ω^*)

Another Part Of Me - Michael Jackson
 これ、さすがに一番楽しそうに歌ってますね。
 ちなみに、この日は少し治りかけとは言え、
 絶賛寝違え腰痛中です!(あかんやん)

でてこいとびきりZENKAIパワー - MANNA
 これは楽しそう、というより、
 頑張って動いてみましたっていう動画。
 歌詞の中に美味しそうな単語が結構出てくるので、
 最後に精神的にやられてますね☆
 …ええ、そして絶賛寝違え中です!

Happy Valley - orange pekoe
 最近時々練習している orange pekoe の曲を歌ってみました。
 歌詞全体の雰囲気も好きなんですが、
 リズムやメロディーの流れ方も好きです。
 えー、と、寝違え中ですってば!

Only Yesterday - Carpenters
 Carpenters はホントにいい曲が多いですね。
 そして、カレンの低音は、聴いてるととっても落ち着く。
 低音がこんなに綺麗に響く女性ヴォーカリストは少ないと思います。

Cosmic Girl - Jamiroquai
 何度も言いますが、寝違えております!
 しかも更に、口内炎真っ最中だったり!
 口内炎になってしまうと、実は早口系が辛いんですよね。
 いつもはサラリと歌えるものも、どもるどもる。
 あー、頑張った、私。

Chiquitita - ABBA
 最近かなり好きになった1曲です。
 最初静かにやんわりと始まって、
 途中から『ぅわーーーっ!』と盛り上がる流れ。
 このストーリー性を感じる曲の作りが好きです。
 それと、ふと気付いたんですが、
 私って結構北欧系の曲が好きなんだなぁ、と。
 ABBA もそうだし、Meja や The Cardigans もスウェーデン。
 一時期聴いていた Björk もアイスランドだし。
 あっ、Ace Of Base もスウェーデン、
 AQUA もデンマークだから北欧系だ!!!
 北欧系のアーティストを、もう少し掘り下げてみたいですね。
 divaさんで北欧アーティスト特集とか、やってくれないかしら。
 わくわくどきどき。

今回はCROSSOでしたが、次回はf1にしようかと思っています。
だって、f1にしかない曲があるんだもーん。
あら、だらだら書いてたらこんな時間だわ。
ではでは皆様、おやすみなさい(*^ω^*)ノ

【DAM★とも】気分は複雑

こんにちは。
黒田かおりです。

先日頑張って録音した洋楽達が公開されてたんで、
久しぶりにブログでも書いてお知らせしようかと。
思ってた矢先に、ショボーンとなってしまう出来事があったので、
先にそちらをお知らせ。
詳しくはこちらを。

DAM★とも情報の情報

第一興商さん曰く、洋楽は権利上の問題で撮影できない。
でも実際は撮影できることもあり、
今現在もUPされてる洋楽動画もあるのに、
(とある方法で検索したら、現時点でまだ少なくとも数曲視聴できる状態でした)
公開後、削除されている洋楽動画があったり、
実はマイページにUPされた後に、削除されていることもあったり。
それに対する対応も統一感がなく、
その件についてのサイトでのお知らせも、ざっと見たところ見当たらない。
とても不透明。

カラオケの音は、個人的には他に比べてとても好きです。
動画の色の出方も、部屋のカメラの調整具合や、
ライトによってばらつきはあるものの、
JOYの動画に比べていいなと思うことが多い。
そういう技術面では結構いいのに、
こんなとこでグダグダって。
技術開発などにかけたお金と時間と労力、勿体無いですね。

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この話題をした後で、DAMの宣伝するのもどうかと思うけど、
まー、録音頑張ったしなー。
ちなみに私は無料ユーザー。
この現状なら、無料のほうがストレスなく楽しめるんじゃないですかね。

■All Nite(Don't Stop) - Janet Jackson
 超低音で入れた音が、あまり入っていなくて少し悲しい。
 ウィスパーヴォイスでキレのあるリズム感を出すのって、
 難しいですねー。

■Human Nature - Michael Jackson
 もちろんすでに以前録音したことがありますが、
 確か LIVE DAM になってからは録音してないと思うので、
 多重してみました。

■Chiquitita - ABBA
 今回一番良くできたぜ!!!
 と、思いきや、さすがいつもどこか抜けている黒田さん。
 微妙に間違えてることがw
 でも録音は楽しかったです。

さて、次のカラオケは、久々JOYにでもするかなー。

愛情の問題【音楽】

こんばんは。
黒田かおりです。

最近ずっと頭の片隅で考えていたことを、
どうにも上手く文章に出来なかったのですが、
先ほど湯船の中で悶々としていたら、
突然閃いたので慌ててお風呂から出てきました。

洋楽を歌いたい、でも歌えない、という話をよく聞きます。
私はこの話になるといつも、そんなことないけどなー、と思います。
ただ、それを上手く伝え切れずに、毎度スッキリしなかったのです。
それがついさっき、ピカーンとキタのです。

要は愛情の問題ではないのかと。
曲に対する愛情。
私の周りで洋楽を歌える人は、曲に対する愛情が半端ない。
私にしたって、とにかくこの素敵な曲を、
自分の出来る限り、いやむしろ、
自分の能力の限界超えてでも、
最高に上手に歌いたい、と思いながら、
曲を聴いて歌う。
もうその執拗さと言ったら。
対人間だったら絶対ストーカー。

そもそも洋楽に限らず歌が上手い人は一様に、
そういう傾向があるなーと思います。
グッとくる歌い手さんは、情の厚い人が多い。
きめ細かく周りを見ていて、よく気が利く人も多い。

『洋楽が歌えない』と思っている人が、
愛情不足なのだ、という話をしている訳ではないです。
『溢れんばかりの愛情を注げる歌を、
 まだ洋楽の中から見つけられていないのではないか』
と思うのです。

自分には到底歌えそうにない曲だっていいのです。
何度も歌っても歌えなくて、
それでもめげずに挑戦し続けるのは、
その歌に対する愛情ナシでは、無理です。

無理矢理洋楽を好きになる必要はないと思います。
大好きな曲に出会ったら、猪突猛進すればいい。

洋楽は、まず英語が理解出来ないので、
歌詞から感情移入することがなかなか出来ない、
という意見もあると思います。
最高のアーティストと最高の曲は、
言葉が分からなくてもなんだかとても人を感動させる。
私はそう思っています。
それに、メロディーやリズムが素晴らしい曲だってある。
その素晴らしいと思った点を大事にしながら、
愛情を持って歌っていれば、
気付けばいつの間にか上手になっているのではないか。

私自身、そう信じて、また音楽を聴いて歌おうと思います。

2013

明けましておめでとうございます。
黒田かおりです。

さて、今日は道具のお話。
新年早々、友人から電話があり、お家へ遊びに行くことに。
娘ちゃんが暇を持て余してるとのことだったので、私が長年集めてる豪華ハンコ道具一式を、遊び道具として持って行くことにしました。
案の定、娘ちゃんは気に入ってくれて、お仕事でいなかったパパに、ハンコを使ってお手紙を作ってました♡

作品作成中、ハンコを使い終わる度に、ウェットティッシュでインクをフキフキしていた私を見て、すぐママのほうもハンコのインクを拭くのを手伝いだしてくれました。
彼女は20年近くの付き合いになるので、私が絵描き道具を大事にしているのをよく知っているのです。
娘ちゃんも、ママを見習って、すぐにウェットティッシュでハンコを綺麗にしてくれてました。
素晴らしき親子。

それを見てたら、反面ですが、昔のカルチャーショックを思い出しました。
中学生の頃だったか、クラスで何かの制作をすることになりました。
絵を描くのも好きで、文房具もわりと持っていた私は、クラスの人に自分が持ってた道具類を貸すことにしました。
そしたら、なんというか…道具の扱いが酷い!!!
自分の道具を綺麗に使うことはもちろん、人から借りた道具も、同じように綺麗に使うもんだと思っていた私。
ビックリしました。
鉛筆の後ろに付いていた消しゴムは使い切られていて、芯は丸いままだし、定規も汚れたまま。
あり得ん…。

更に、20代の頃。
当時仲が良かった絵描き系の人に、色鉛筆一式と、ノート数冊(テクニックのメモなどを纏めたもの)を貸したことがあるのですが、この時もビックリしました。
色鉛筆の芯は何本か折れたままで、ノートに至っては一部破れ、汚れまで付いて返ってきたのです。
あり得ん…。

わりとお人好しなところがあるので、ついつい大事な道具を貸してしまったりしたのですが、さすがに懲りてそれ以来かなり人を選ぶようになりました。

神経質と思われるかもしれないけど、道具はさ、大事に使おうよ、と思います。
こういうのって、性格や感覚がもろに出るのかも。
他人を軽視してる人は、道具をぞんざいに扱うイメージ。
大事に使えば使うほど、いいことあると思います。
当然だけど、まず道具が長持ちするじゃない。
私は、道具を大事に扱う人間であり続けようと思います。

若作り

こんばんは。
ご無沙汰してます、黒田かおりです。

たまたまネットで歌仲間さんと若作りの話になり、
ふとそのことについて考えてしまいました。
私はアラフォーど真ん中で、母は更に私の24歳年上なわけですが、
母には、
『服を買う時には、あまり年配の人が入るようなお店には入るな!』
と言ってあります。
それは何故か。
年齢のわりには体型や姿勢が若い母。
同年代の人が着ているようなラインの服が、似合わないのです。

んー、私が思うに。
年相応の服を着てしまうと、身体が鈍るんじゃないかと。
若い人が着る服は、体型がある程度綺麗じゃないと似合わない服も多い。
体型は、普段の姿勢や食生活、筋肉の付き具合とかで、年々変わってくる。
気を抜いてもいいような服だと、気を抜いた身体になってしまうんじゃないかと。
そう思います。

ちなみに私は、食べるのは大好きで、超簡単に餌付けされますw
しかしありがたいことに、人より太りにくい体質。
ただ、だからと言ってだら~んとした姿勢で日々過ごしていたら、
きっともっと変な体型になっていて、
足腰も弱かったかもしれません。
こないだ試しに久しぶりにブリッジやったら、
ちゃんと出来ました。むふふ。
一応これは、日頃の成果なのかも。

特に運動を頑張っているわけでもないけど、
歩くのが好きで、人より少し歩く量が多い程度。
それと、20代の頃からずっと気を付けているのは、
起きている時の姿勢や、力の入れ具合。
歩いたり、人を待ったり、仕事したり。
そういう時に、だらりとした体勢にならないようにしています。
背筋は常に伸ばしていたいもんです。
そのほうが、健康な身体が作れると思うんですよね。

最近ちらほらいろんな所で、
若作りするアラフォー・アラサーさん達に対しての、
警鐘的な意見をよく聞きます。
娘さんに言われる、というパターンも多いみたい。
私はそういう娘さん達に言いたい。
若作りをしているあなた達のお母さんは、
前向きに頑張ってるカッコいい人ばっかだよ、と。
お母さんに、いつまでも健康で前向きでいて欲しいと思うなら、
若作りくらい許してあげよーよ♪
と、思います。
明るい服を着れば、気分も明るくなるじゃない♪

細身のショッキングピンクのパーカーを羽織りつつ、
このブログをお届けします(*^ω^*)
皆様良いお年をお迎えくださいませ。

失恋

こんばんは。
黒田かおりです。
本日は、地下某所よりお送りいたします。

タイトル通り、失恋ですよー。
えっとね、今日は大徳寺さんに行ってきたのです。
大徳寺塔頭(たっちゅう):龍光院(りょうこういん)。
ここには曜変天目茶碗が置いてあるのです。
曜変天目というのは、数あるお茶碗の中でも最高峰に位置付けられているお茶碗で、その不思議な輝きと色には、ときめきを感じずにはいられません。
それ自体をパワースポットとする人もいるとか。
お茶碗は無理だろうけど、せめて龍光院だけでも観ることが出来ないだろうかと、買い物とカラオケ以外では滅多に1人でウロウロしない私が、京都まで出てきたのですよ。

ところが、龍光院は特別拝観などの類いは一切行っていない、とのこと。
もちろん曜変天目を観ることなど、以ての外。
龍光院…曜変天目…。
死ぬまでに一目さえも観ること叶わぬのか…。
こんなにすぐ近くにいるというのに…(*TωT*)

…あーん??
誰だよ、『釣りかよ』とか言ってんのは!?
あたしゃ本気だよ!!!
曜変天目のために、東京日帰りだって検討してんだからねっ!!!

あまりにも(。•́︿•̀。)ショボーンなので、お気に入り Jazz Bar の素敵音楽と美味しいお料理に癒してもらってます。

ううう。
お料理美味しい…。
黒田、めげません。
頑張ります。

読書灯

こんばんは。
黒田かおりです。

弟の部屋に貸し出していた電気スタンドが、マイルームに返ってきました。
新しい部屋に移り、当初そのスタンドを読書灯として使おうと思っていた私。
ところが、弟の部屋の電気を買い換えないといけないことが判明し、新しい証明器具が到着するまで、私が使っていたスタンドを貸し出すことにしたのです。
で、本日やっと戻ってきました。

読書灯を点けて、寝転がりながら、こうしてブログを書いたり、本を読んだり。
至福の時間です。
何と言っても、『眠くなったらすぐ眠れる!』というのが最高です。

寝る前が一番楽しいのです。
限りがあるから、ワクワクするのです。

徹夜は今でも全然平気だけど、ずっと起きてばっかりだと、退屈になってしまうと思います。
体力は続いたとしても、限りが見えないせいで楽しくなくなるかも。
1日も、命も、限りがあるから、悲しいけど楽しくもあるのかもしれません。