「仮面舞踏会」と聞いて、あの少年隊のイントロを思い出したあなた・・・。
同年代ですね(笑)
さて、本日も仕事の後、推し活ですよ。
国の重要文化財 大阪市中央公会堂にて仮面舞踏会が開催されました。
ええ。
私が、あのベニスのカーニバルのような仮面をかぶって踊っていたわけではありませんよ。
「バレエとクラシック音楽による仮面舞踏会〜バル・マスケ」という公演があったんです。
ああ。。。パンフレットが反射して見えない・・・。
出演者の方々・・・。
私の推し、Vodika Gorillaさんは写真上右から二人目の福田昴平さんといいます。
現在、ロシアのノボシビルスクバレエの第1ソリストです。
「勝手にバレエ鑑賞」という動画を作っているYouTuberでもあります。
ライトアップされた大阪市中央公会堂。
美しい・・・。
演奏はピアノとフルート、ヴァイオリンのみ。
見よ!この重厚感。
最近の建物には絶対に出せないこの品格!
こんな雰囲気の中で、生演奏、しかも至近距離でダンサーが舞うのですよ!
noir、興奮して若干頭がおかしくなっております。
演奏は中世のバロック音楽や、宮廷ダンスで用いられていた曲がほとんどで、最後に1930年代のベルエポックの時代の曲が演奏されました。
こうして中世と1900年代の音楽を比較すると、確かに新しい方が「おしゃれ感」「スマートさ」があるのよね・・・。
不思議。
このような曲を演奏しながら、重厚な空間の中で夜な夜な舞踏会が繰り広げられていたのか〜と、思いは中世へ・・・。
中世の時代は、貴族たちは社交としてダンスが上手でないといけなかったらしいですね。
そんなひと言解説も大変楽しかった・・・。
そして、私の推し、Gorillaさんは自ら振り付けたサン・サーンスの「死の舞踏」を踊られました。
時間にして8分半くらいか・・・。
楽器はピアノとヴァイオリンのみ。
墓場にいる既に死んだ男が、宮廷の華やかな音楽に惹かれて蘇る・・・。
最初は遠慮がちに、しかしだんだん大胆に激しく踊り狂う・・・。
そして、朝が来て一人寂しく墓場に帰ろうとしたが・・・。
って感じの解釈で良いと思います。
はい。
私、最終的にこの男に墓場に連れて行かれそうになりました(笑)
Gorillaさん、芸達者というか、踊りの幅が広い!
間近で踊りを見ることができ、本当に素晴らしい思い出となりました。
そして、他のダンサーたちも、自ら振り付けした踊りを踊るわけですが・・・。
バレエを習っている私の目線ときたら、ダンサーの裸足の足の足裏とか、「あ、ジャンプから降りるときも絶対に5番なんだ。」とか、「肋骨は確かに締まっているな」とか。
見方がマニアックすぎる。
と思ったら、一緒に行ったhitoikiさんも同じ目線で見ていたようで、ちょっと笑えました
前日の雨のせいか、風が気持ち良い夏の夜。
素晴らしい体験ができました。