soranote物語~soranoteはどうやってうまれたの？~

暦、時間には幼いころから、なぜだか興味がありました。

ミヒャエル・エンデの「モモ」の中の、いのちの時間、灰色の時間。

ひとりひとりが持っている
時間の花の、色あざやかな美しさ。

宇宙のなかにひびきわたる音色、リズム・・・

いきいきとした時間の描写に心をうばわれました。

また、すべては変化するということだけが
変化しないことなんだ！と気づき

なぜだか、とってもうれしくなった小学生の頃の記憶。

みなさまは、時間について考えたことがありますか？

時間が足りない。
もっと時間が欲しい。
もっと効率よく動きたい。

そんな風に考えたことは
誰でもあるのではないでしょうか？

そうやって考える時の時間って
時間に追われる。
時間に縛られる。

なんだか、窮屈なものに感じます。

時間ともっと上手く付き合えたらいいのに。

時間と上手く付き合えるようになるかもしれない。と
時間術・手帖術に興味を持ち
フランクリンプランナーやあな吉手帳術などに挑戦しました。

クリエイター気質なので
リフィルや付箋を組み合わせ
あれこれ工夫するのは楽しい！のですが

いざ予定を立てても
実際にその通りに行動することができない。

わたしってダメだなぁ。
なんでできないんだろう。そんな感覚が残ります。

時間の探求は続きます。

２０００年ごろ、マヤン・ダイアリーという講座に参加。

時間というのは直線的なものではなく、有機的につながっているもの。

「Ｔｉｍｅ　ｉｓ　ｍｏｎｅｙ」から「Ｔｉｍｅ　ｉｓ　ａｒｔ」

ここには、色あざやかな時間がありました。

・今の暦（グレゴリオ暦）は人工的なリズム
・暦は無意識を支配する。
・もともと暦（時間）は星の動きから作られている。

…そうか。暦とはそんな力があったのか。

その後、「地球暦」という
太陽系の一年の動きを
大きな地図上で俯瞰できる、まぁるい暦に出会います。

クリックすると地球暦HPに飛びます

今この瞬間も地球は秒速３０kmで動き続けている

それだけ位置が変化しているのだから
気が変わるのは当たり前。というメッセージに

そっか！当たり前なんだ！
気が変わっても、いいんだ！
すぐに気が変わっちゃう
忘れっぽいわたしを責めなくてもいいんだ。と衝撃を受けました。

ダメだなぁと自分を責めるたびに
気が変わるのは当たり前。と思い出す
大切なメッセージです。

動きつづけ、リズムを刻み続ける惑星たち。

時間とは宇宙そのもの。

時間は生きている。

時間は音を奏でている。

…そうか。これが宇宙の音。
不思議だなぁ。ものすごいなぁ。

宇宙目線に意識を向けると
子育て中で目の前のことにうんざりしている意識から

いま生きていること
安定しているように見えることの貴重さ
いま目の前にあることの大切さを思い出し
目が覚めるような感覚になるのです。

すぐにまた、日常意識に戻り忘れてしまうのですが…。