キラキラしたものに、身を委ねる
キラキラしたものが
ウニウニと変化し
皮膚の細胞へ
ズンズン染込んでくる

キラキラしたものに、耳を澄ます
キラキラしたものが
ポコポコと音をあげ
頭の中枢へと
ズンズン染込んでくる

キラキラしたものに、目を見張る
キラキラしたものが
シュワシュワと変化し
心の扉の奧へ
ズンズン染込んでくる


少しづつジワアジワ広がって
ぽっかり、穴があいた
小さいかと思ったけれど、そうでもないようだ
ザッザッ
埋め治す
ザッザッ
足を踏み入れてみる
足は、ズブズブと埋まり
また穴が空いてしまう。
ズブズブの足を引き戻し、もう一度埋め治す
ザッザッ
一生懸命埋め治す
ザッザッ
また、足を踏み入れてみる
「あら」
固くなってきたので大丈夫そうだ
もう片方の足も踏み出してみる
「うわっ」
埋まって抜けなくなってしまった
しかも、ズブズブと埋もれて行く
もがけば、もがく程にズブズブと埋もれていく
「苦しい、もう駄目か」
と諦めかけたら
目の前に
ニュ~っと太い腕がでてきた
がむしゃらに、その腕にしがみつき、
もがきに、もがいた
足は抜けた
しかし、だいぶ埋まったはずの穴は
またあいてしまった
又、埋め治そう
ザッザッ
また穴を埋め治す
ザッザッザッザッ
「おや」
音が聞こえて、振り返る
ザッザッザッザッ
さっきの太い腕が、私の横で
穴を一緒に埋め治していてくれた
ザッザッザッザッ、ザッザッザッザッ


夜中に目が覚めた。なかなか、眠れない。
いろいろ心に引っかかっている事が
頭の中で、凄い早さでグルグルしてる。
布団の中で、そのグルグルをひも解いてみた。
ちょっと怖いので、グルグルを少しづつ、
ゆっくりと、外から覗いてみた。
外から覗いていたら、グルグルが少し遅くなった。
もう少し覗いていたら、グルグルが楕円形になって
一本の紐になった。
まだ少し残っているグルグルだけど
いずれか、消えてなくなるのが解った。