能meets新橋「トークショー」スタッフレポート | 能meets

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観世流能楽師 林本大による
わかりにくいからこそ面白い能の、わかりやすく「濃密」な講座。
「能が皆さまに会いに行く」をモットーに大阪・東京で定期開催。
全国展開中!
スタッフ運営。

12月28日能meets新橋「トークショー」を開催しました。


新橋だけでなく能meetsとして今年最後です。

最後にして新橋では初のトークショー。

北浜ではもう2度ほど先生お一人でされていますが、ゲストを招いての形は初めてです。


大阪の劇団「空晴(からっぱれ)」岡部尚子さん、古谷ちささんのお二人。

能meetsや、先生が関わる能の催しの制作お手伝いや受付スタッフとしても何度もお世話になっています。


始まるまでは先生は、今までにないので

一番緊張します、と。

北浜の「鬼女ふたりを振り返って」の時もそうでしたが、普段一曲解説でレジュメを作るのに深夜までかかったと大変そうで、今月の能meetsは北浜も新橋もトークショー。

宇都宮はすでにレジュメのある「安達原」なので普段よりは楽だろうと思ってましたが、別の大変さがあったようです。


しかも「自分がホストになることがないので、人に話を聞くのが不得意です」

なるほど。

確かにそうかもしれません。

いつもインタビューを受ける側でいることが多い先生です。


参加の方も、初めての方もいらっしゃり新鮮な空気でした。



それぞれが演劇やお能にであった経歴から

始まり

お互いに不思議に思っている点を挙げて

その理由だったり、また理由がなくても「そうだから」と言う歴史を感じる点であったり。




興味深いのはお互いのお稽古や、そこから先の公演に向けての流れが全然違うところ。

ゲネプロと申し合わせの違い

数ステージやる演劇公演と、一回きりのことが多いお能公演と

でもルーツがお能にあったり、今でも続く共通点であったり。 

当たり前と思っていても、他から見ると「なんで??」であったり新鮮だったりするお話もたくさん。

お客さまも演劇側、能側それぞれに驚く方が違い反応が面白かったです。



今回は入門編的なお話が多かったですね。

ここからまた演技に踏み込んだものもぜひ、聞いてみたいと思いました。



最後は今年最後の新橋ということもあり

附祝言として高砂を先生に謡っていただきおわりました。


皆さまありがとうございました!


次回能meets新橋

来年2023年1月22日(日)

13時〜 謡のお話

15時半〜「山姥」解説


日曜開催です!

是非ともご参加お待ちしております。


新橋ご予約はコチラ



あと、長く行ってきた

能meets能オンライン配信

「安達原」も残り少なくなりました。

12月30日 23時59分

※21時までチケット発売

チケットはコチラ


是非ともよろしくお願いします。