小学校建設事業を検討するにあたり付け加えておきたいこと
「ことの発端は2つの小学校を統合するにあたり、現在の校舎には全児童が入りきらない」ということではなかったはずだと、ボクは理解しています。
私の学年は丙午で上下の学年よりも人数が少なかったのですが、それでも6年生の時は89人いました。
ちなみに、若葉小学校が新校舎になった年の1年生でした。
仮に上の学年が100人いたとしたら、1年生の時には全児童が約600人だったはずです。
令和5年度の野辺地町の全児童数は432人ということですが、5年後の令和10年度の予測は304人、そこから3年後の令和13年度は226人と予測されています。
話を戻すと、現校舎が狭いというわけではないのに、なぜ新しい校舎が必要なのか?ということなんです。
なぜなのでしょうか?
現校舎は平成27年度頃に約3億5000万円かけて耐震補強工事もしました。
確かに、窓の開閉や雨漏りなどが酷く、快適な学校生活はできません。
だからと言って、イコール新校舎という発想は町の現状を無視していると思います。
このことは、町が示した財政見通しを見ればこそ言えることです。
町の経済面だけではなく、子どもの数の推移、子どもたちの精神面、不登校対策など今の課題だけではなく、これからも続くであろう課題の解決策を考慮する必要があります。
他の地域では小中一貫校制度の導入が進められている地域もあります。
これは、様々な課題に向き合った結果の判断だと思っています。
当然、野辺地町も検討する必要があると思っています。
ということで、町の財政についてもブログの中でコメントしていきたいと思います。
もちろん議会でも発言します。