気がついた

どうしてこうも
血の繋がった家族から
嫌われていると感じ、この歳になっても
悲しくて仕方ないのか。

父は言っていた
お前は失敗作だ
と。

母は父の言いなりだったから
私をののしり
父と同じように
いや、それ以上にキツく私を痛めつけた。

妹も弟もいい子だったから
両親がしたように
大人になって
私を
失敗作だと思い
痛めつけなくてはと思い

私を痛めつけ
幸せに暮らしているのだ。