HSPを探せ!【その1】目的 | ノラとハナウタ

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自分の最強の味方は自分じゃない?
色トリドリの自分を楽しんで行こう!

特性を活かすってどんな?

前回も書いたけど、敏感さや共感力により、家庭でも外でも心を乱されて来た人にとっては、
「HSPなのは分かった!でも感じ方は変わらないのですが?」
と、傷ついて来た分、簡単に『納得!じゃあ次行ってみよーう!』と切り替えたり出来ない。
むしろ出来なくていいし、そう簡単ではないのが当たり前なので二重に傷つく事がないといいなと思う。
 
変わり者でも神経質でも異常でもなく、
『あらゆる場面で心身ともに詳細を捉える設定で生まれたことが分かった』
…というだけで、それを鈍くする方法を知った訳ではない。
 
「もうむしろHSPとか言わないで欲しい。
勘違いした人たちに『気を使って欲しいわけ?』とか、『甘っちょろいこと言ってると一生弱いままだよ』など、要らぬアドバイスをされて余計に傷つく」
という人もいる。
 

その煩わしさも理解出来る。

 

知っているのは当事者側とその親とか周辺でいいのかもなと思ったりしますよね、無理解な人の心ない言葉にまた傷つくなら知ってくれなくていいです…みたいな。
 
私が尋ねたいのは、その感覚は不要だと本当に思いますか?…って部分。
 
*人の気持ちに気づいてしまう自分がツラい。
*たかがシャツの素材やタグに不快感を覚える自分がイヤ!
*何か言えば否定されるならその状況に気付かぬまま、しれっとその場に居てみたい。
とか。
なんというか…『普通の人は』という『普通側』になってみたい願望、それは分かる。
 
「こんなことに気づかなければ内心ザワつきつつ、ハラハラしつつ、こんな場面に立ち会う必要はないのに!」
と思ったりするもんね…。
 
ただね、ちょっと面白い動画を見つけました。
 
成田悠輔さん(イエール大学の助教授であり起業家とのこと)、今話題の人というのをチラッと目にして(※最近全くテレビを観ないので知りませんでした)、検索したら動画が出てきたので眺めていたのだけど、途中から「お、この同席してる人の考え方、イイね!」と思ったのでシェア!(←したのですが動画が削除されていました!悲しい!でも成田さんの動画は面白いのでオススメです。)
 
【内容抜粋】
自分は、女々しくて、過敏、考え過ぎる、気にし過ぎるという性格を良い方に使って掴み取った
と慶應義塾大学特任准教授であり実業家でもある若新さんが言ってました。
 
コレコレ!
コレだよね。
ヤバい空気感に気づくとか、この人ちょっと良いかも?の感覚。
ここに気づいた時、自分のこの特性は大事だよね、だって自分を守れるもんねと思える。
 
 
どうだろう…。
ピンと来ない方はまだまだ傷が癒えてないのかもしれない。
 
*ひとつを決めるのにグズグズするな!
(えっ、だって他の子も同じのが欲しいのかもしれないから様子を見てるだけなのに…)
とか、
*なんですぐに答えられないの?
(言ったら怒るでしょ?怒られない伝え方を考えているんだけど?)
とかね。
 
HSPは子供の頃から周りに言われがちなこと、傷つきがちなこと、たくさんあったと思う。
グズグズ、ビクビク、あーでもない、こーでもない、あーあれは良くなかったと思う…とか。
 
私もそういうのはずっとあったし、こちらが誠心誠意尽くしているつもりでも受け手は当たり前のようにしていて、逆にほんの少し、望んでもいいかな〜なんて思って勇気を出して要望を伝えてみたらバッサリ断られたりして…。
自分が尽くすのは当たり前で、望んではいけないニンゲンなのだろうか?何がいけないのだろうか…と考えたり。
 
フツーは限界まで他人を優先しちゃいない。
断られてガッカリする程、人を優先しなくていいんだよ
って事に気づくのは遅かった。
自分は『わかってもらいたい度』が高過ぎなのか、恩着せがましいからガッカリするのか…なんて考える必要はなかったよねって。
 
ただ『傷ついて来た』と自覚があり、それを引きずりがちな自覚もある人に、
「もう忘れなさいよ、HSPって分かったんだから!」

というのはとても乱暴だし、『みんなとの温度差があって当たり前だったのか!』と気づいたからといって傷が癒えるはずもない。

 
「どれだけ辛かったのか言いたい!」
と思ったらカウンセリングやセッションで心のままに語ってみるのもあり。
お金を払う分、口外されずに守られる場で本心を語り、悲しんだり泣いたりして癒されることもある。
 
『あぁ私は悲しかったんだ…』というフタが開いた時って、それはそれは何度も何度も思い出しては言い続けたい衝動に駆られたりする。
 
かつての友人たちにもその傾向はあり、何時間も後悔を語り、怒り、悲しみ、そしてそれに私を付き合わせた事を悔やんで詫びて落ち込む…ものの、また翌日には電話が来る…を繰り返していた。
 
その時は、何日聴き続けたら気が済むのかが分からなかったし、何度でも聴いてくれるのかを試されている気もしたし(「親も友達も誰も聴いてくれない、理解してくれない」と言いながら話すって事はそうだよね?)、「まだ言っているのか」と言われるのが何よりツラい…とのことだったので、怒りも悲しみも長期に渡って耐えてきた苦しみも否定せず聴く以外ないんだねーと思ったのだけど。
 
今にして思えば、同じようなタイプを集めて「あるあるーそうだよねー」ってワイワイ話した方が、私に対する罪悪感とか、同じ話しを何度もする自分を責めたりしなかったのかもなーと思う。
 
そう思うとね、やっぱり当事者は知る必要があるし、同じ特性を持つ人同士が話すって理解と癒しにもなるから、抱えきれないほど悩んだりしない為にも『HSPとは』って話しはする必要があるのかもなーと思う。
理解される場や、理解ある仲間の存在は大きいねって。
なので、周りにいるHSPを探してみてねっていうのを今回のテーマにしてます。
 
じゃあ自分は痛みを人に語ったり、分け合ったり出来るのかと問われれば、私は全くそれを望んでいない。
自分で考えたい、自分の中に聞きたい派なので。
 
黙って聴いてもらうだけなら自分ひとりで考えたいし、分かったふりして変なアドバイスされてもイラッとするので、自分で考えて、自分で結論を出したい人が無理に人に相談する必要はないのではと思っている。
 
私の場合、ひと山越えてから笑い話しとして話してみて、そのリラックスした状態で友達の言ってくれる言葉の方が妙に沁みたりして、頑張った自分へのご褒美を貰った気になるのでそれでいいと思っている。
 
正直、ビビりだし、反対されたら動けなくなりそうなので超絶悩んでいる時ほど人には相談しない。
迷いたくないから。
 
…と、こういうニンゲンもいるので一概にこうしたら良いよとは言えないなぁといつも思う。
ご自分に合った方法をみつけて下さいませ。
 
友達になんでも相談するとか、それが出来る、そういう人がいることが救いであるならそうしたらいいし、自分で決めるから何が起きても納得だ!と思う人はそれが向いてるっていうだけだと思う。
 
【なんでも話せる友達がいない!とお嘆きのアナタに】
そもそも、なんでも話したいですか?
私は面倒くさいです。
なんでも話してるワケでもないのに、なんとなく理解してくれているなぁって人が、ひとりでもいれば私は充分幸せなんだけど…。

 

では、

またね!

 

ビューティペアみたい?
 

ビューティ

ビュウティー

ビューティペーアー♪

と歌えるアタシは50s!🤣

 

 

2022.04.25

17:17