別の視点から中通ヒルズ、クルーズを覗く。 | この辺りの見所の者

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やりがいビジネスって言葉はあるのかな?

地方で、著名人を使って地方で出来る事をアピールする事かな?


もちろん継続しているビジネスをある。最初の打ち上げ花火で終わってしまうのもある。秋田は集客に苦労する地域らしい。それでブランドには弱い。著名人が来ると人は集まる。


自分は、たまたま住んでいるのが秋田なだけで、その場所で最大限のアンテナを張って行動している。


中通クルーズ千穐楽後のアフタートークで、台本、演出、演者の三刀流で活躍した、秋田在住の、お笑いコンビ、ねじのササキユーキさん。

彼がアフタートークで、中通ヒルズ、クルーズの一連のシリーズを、秋田のエンタメの登竜門にしたい事を言っていた。オーディションで一般参加者を選び、お金を払えるくらいのクォリティーに持っていく作業は大変なものだろう。


誰とは言えないが、素人を参加させてと言う声も耳にした。


中通ヒルズ、クルーズが、やりがい搾取ビジネスになっていないのは、著名人を使っての客寄せパンダをせず、ほぼ秋田在住の芸人、役者、一般人を使っている事が大きい。ねじも東京で活動してたものの、全国区になれずに秋田に帰ってきた。ササキユーキさんと中通シリーズでタッグを組んでいるゴトウモエさんも東京で役者としての活動をしてから秋田に帰ってきた。つまりは挫折した事になる。


中通クルーズの集客力は、おそらく去年の中通ヒルズよりアップした。全国区の秋田出身のタレントがいない中、中通シリーズの内容に寄る集客数のアップと、YouTubeでのオーディションからのドキュメントなどSNSを駆使した活動もあるのだろう。良いものを作れば人は集まる。作家と演出のササキユーキさんと運営のゴトウモエさんの役割分担もハマっている。


少なくとも、中通ヒルズ、クルーズに参加した一般参加者から地元の劇団員や芸人を知れたりもした。秋田のエンタメのある意味でプレゼンテーションみたいな感じ。

今は、秋田エンタメの登竜門位置付けに中通シリーズはなって来た。やりがい搾取で終わらない可能性を秘めている。


ササキユーキさんはアフタートークで、自らを秋田のクドカンだと言ってだけど、そこは滑ってた。わからなくはないけどね。


自分は、秋田愛はネタにしか過ぎない男で、秋田を何とかしようという考えは一切無い。だから秋田をなんとかしたい人は尊敬します。自分はやらないけど。


コントシアターとしての定着が出来るかは3回目以降になるだろう。継続は少なくとも出来る目処は今回の中通クルーズの内容と集客の成功でビジネスとしても成立したのかな。


あくまでも身内ノリでなく、俯瞰した距離感で自分が秋田に居る内は、見守っておきたいね。