●野菜づくりは「種まき」~「挿し木」まで(レタスの種まき)

箱まきでは条まきにします。ポット(7.5~9cm)まきでは真ん中にわずかな凹みをつけ、タネを4~5粒まきます。覆土はいずれもタネがわずかに隠れる程度にします。水やりはタネや覆土が流れないように注意します。夏まきでは発芽しにくいことから、芽出しまきをするか、タネまき後冷暗所に1~2日置きます。

〈POINT〉 タネまき後の覆土はごく薄く!

芽出しまきでは、タネをガーゼなどで包んで水に一昼夜浸した後、冷蔵庫の中へ入れると、2~4日で発芽してくるので、それを箱まきかポットまきします。

 

発芽・間引きなど育苗管理

タネまきした箱やポットは雨が直接当たらない風通しのよい場所に置きます。箱まきでの間引きは本葉1枚の頃に葉が触れ合わない程度に行い、本葉2枚になったらポット(7.5~9cm)に移植します。ポットまきでは本葉1枚で2本立ち、本葉2枚の頃に1本立ちにします。
 

POINT〉 夏の育苗はできるだけ涼しいところで!

よい苗を作るには水分管理に気をつけ、軟弱にならないよう、水やりは夕方には培土表面が乾く程度にします。定植適期苗は本葉4~5枚です。間引きは茎が太く生育がよいものを残します。

 

畑の準備・定植~収穫の栽培管理

定植の2週間以上前に苦土石灰を全面散布して耕し、1週間前に堆肥と元肥を全面にまいて再度耕します。畝を作り、ポリマルチをします。定植は、苗鉢に水をたっぷり含ませ、浅植えにします。風害を防ぐため、株がしっかりするまで寒冷紗などをかけるのもよいでしょう。

POINT〉 定植後もたっぷり水やりする!

1平方メートル当たり苦土石灰は3握り(約150g)、堆肥は約2kg、元肥は化成肥料(N:P:K=8:8:8)を3握り(約150g)とします。ポリマルチは夏はシルバーか白黒ダブル、春秋は黒がよいでしょう。

 

病虫害

病害ではべと病や軟腐病に注意が必要で、殺菌剤を早期に散布します。虫害ではアブラムシ、ヨトウムシに注意し、早期防除を心掛けます。また、ナメクジやカタツムリも葉を食害しますので見つけ次第退治します。

白っぽくなる

〈POINT〉 病虫害は早期防除を!

薬剤散布は結球開始以後は避けます。

収穫

〈POINT〉 採り遅れに注意!

結球レタスは結球開始から25~35日で収穫をむかえます。採り遅れると味が悪くなるので注意しましょう。

 

以上のことを基準に、材料や道具、種や苗をそろえ、自分で育てる安全な野菜を食べていることをイメージしながらレタスの種まきを楽しんでください。


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