「半身だけの水袋感

 たぽっとした感じを

 もっと味わいたいです。」 

 

 

お尻歩きで

右半身、左半身になったときの課題を

私が、挙げると

 

「骨までと溶かさなきゃ

 表現も、ほねだと硬いから ほにょにする?」

 

 

そんな会話から 今回の練習会が始まりました。 

 

 

「「立つ」ことの意味

  ーからだの中の解放区の存在が、すべての可能性の前提である。」

 

「解放された部分が、新しい可能性を得ることによって、変化するだけにとどまらず、その部分の変化によって全体がまた変化発展すると言う原理を示している」

 

 「二本の脚は、・・・解放されて、新しい仕事をする脚の中身も、支える仕事を一時の役割として持った支える足の中身も、解放の原理が多重構造を持って細密に適用されていなければ、より高度な動きは成り立たない」

 

野口三千三

 

 

 

水袋(原初生命体)になって

中身を溶かして、ほにょ も柔らかく

すべてが液的になって

おしり歩きから やってみました。

 

 

あー、ぶら上がっているところが 力入ってしまうなぁ。

 

重さを乗せて、もっと任せて

そうしたら

ほにょから起こる波だって

もっと土台から細かく伝わる。

 

 

やっぱり 土台から緩めていこう。

 

やすらぎの動きで

 

「あ、Kさん、足の指固いかも」

 

体感覚のアンテナが 研ぎ澄まされている Iさんの一言。

 

末端がゆるむと

他の動きも らくになる?? 

 

思いもよらない 「僻地開発」の視点も出てきた。

 

 

さらに

 

改めて、四つん這いの動きをしたときに

 

「あれ? Mさん、腕に重さが乗ってない」

 

「え?そう?  ずっとこうやって、きてるのだけど」

 

 

そしてここから Mさんの模索が始まりました。

 

 

ご自身の感覚を頼りに

足となる掌の場所や

重さの抜け具合を確認されるMさん。

 

 

「あー、なんだ。 そうかー。」

 

Mさんの気づきは 他の動きにも繋がったようです。

 

I さんも 乗れてる?

なにが、どうちがう? ここ?これ? 

 

 

ご自身のからだと対話され

小さなちいさな感覚の声に 耳を澄ましていかれます。

 

 

・骨を柔らかくという言葉が頭に残っていて楽しくできました。

 自分は右側が弱いのもよくわかりました。(I)

 

 

 

本当の意味で、重さが乗ると 自分の重さがなくなります。

 

だからこそ、の 

 

・イヤ〜今日の脳天逆立ちの時、予備動作の時の力抜け感、最高でした❗️ 

 真っ直ぐ落とせる事の成果だと思います。 

 少ない時間でも得ることが出来た今日の教室でした。(I)

 

 

私も、今日は 脳天一点逆立ち

地球と接しているところが広がったように感じるくらい

どっしり安定していたし

 

普通の逆立ちも 包助との距離が近かったので

垂直方向の真下へと するすると重さを流せました。

 

砂時計をひっくり返したように

気がついたら 上下が逆さまになってるなんて。

 

途中から うとうとと、眠りの中に入った S さんも

これまで未開の様々な部分が 緩んで解けてきたのでしょうね。

 

 

これまで 体で学んだことも大切だけど

からだに貞(き)いてやっていくのは

使う神経が違うのかもね。 

 

 

・頭の切り替えが1番難しいのかなと感じてました。

 脳で考えてしまって身体にストップがかかってしまうという状態でした。(I)

 

 

今までの流れと 新しい流れと

その2つの流れが入り乱れるところ

少し混乱した感じさえ それを味わうこともまた

貴重な体験になるでしょう。

 

 

今日はほんとに楽しかった。

また来月、宜しくお願い致します。

 

いつもありがとうございます。

 

 

【今日やった動き】

 

おしり歩き

波の動き(寝転んで)

対話のうごき

 

やすらぎの動き

足の裏を柔らかく

 

四つん這いの動き

 

脳天一点逆立ち

ふつうの逆立ち

 

ぶら下げ

 

 

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