もうすぐジャパンマスターズ開幕です。
その直前に、私たちは今回と次週月曜にも、短水路で練習会を行います。
「ジャパンには出ないけど、なんとなく雰囲気を味わいつつ、贅沢なレーン占有使用の中でしっかり泳ぎたい方」も、ぜひお越しください!
今週は、ショートレストのブロークンで、短水路ならではの距離設定で行います。
ペース感覚やギアを上げる時の感じと、実際のタイムの照合をしながら、息が上がってきそうなところで頑張るタイミングの把握など、強度はあまり上げないながらも、実践のシミュレーションができる機会となります。
あとは、レース水着での感覚のチェックですね。特にターン後のスピード感には、慣れておいた方が良いですね。
ウオームアップも、レース仕様になっています。
1 200をいろいろな種目を混ぜながら丁寧に泳ぎ、最後の100はスカリングとスイムを25ずつで、水の感覚に馴染ませていきます。
2 高強度ウオームアップです。スプリントを4回。キックだけと、浮き上がりの確認を兼ねてのスイムで2本。神経にしっかりと刺激を与えます。
3 100のプルで循環を促しつつ、50では、レーススピードでの身体の使い方をシミュレートしておきます。
4 一旦沈静化させ、着替えます。汗かくと着替えにくくなりますもんね(笑)。
5 各距離の設定などの注意です。
Aは50仕様のブロークンです。20とラスト15は、フロートスタートですので、10秒レストだとレースより苦しい感じになります。レースはこれより苦しくないので、その中でテンポが保てるようシミュレートしましょう。
B〜Dは、それぞれ100、200、400を想定したショートレストブロークンです。トータルタイムは、自身のショートコースのベスト(あるいは直近の最速タイム)がターゲットになります。
レースまでの日程によっては、例えば、Bであれば50+25までとか、Cであれば75+75の、3/4距離までで切り上げても結構です。
ダメージが残らないように、「出し切らない」ように注意しましょう。
レースがない方は、専門外や400などにチャレンジしても良いかもですね。
6 リカバリーしながら、技術的な振返りをします。
7 腕は筋量が少なく回復も早いので、ギリギリまで追い込みましょう(笑)。まあでも、レースまでであれば、ここが最後になりますね。特に、練習が不足していた方は、ここで戻すような気持ちで挑みましょう。レースがない方は、このプルを8回くらいやっても結構です!おそらく時間的余裕はあると思いますので。
次週月曜は、基本的にはレース仕様の準備練習ですが、レースがない方も受け入れますので、是非楽しみにお越しください。