今週は、ダイブで50を入れてありますので、本番を想定したレースペースの練習となります。

入りからしっかりと仕上げられるよう、3のメニューについては暫定で記入しましたが、自身で目的をしっかり持って、アレンジして結構です。

私の指示に従うだけでは、良いスイマーにはなれませんのでね(笑)。

これまで得た知識や経験、この1ヶ月のトレーニング状況や、週末〜本番までのご自身の練習の流れなども加味して、計画的に内容変更をしてみましょう。

 

スタートも、メイン合わせて6回跳べる機会を作りましたので、ぼちぼちスタートや浮き上がりの技術の再現性を高める方向へ進めると良いですね。

 

では、今週のレッスン内容です。昼夜同じ環境ですので、昼の部で説明します。

1と2はいつものルーティンです。

3 4のメインで1本目からダイブしますので、ここでしっかり動くように、最終調整しておきましょう。内容は変更可能ですので、アレンジされる方は一言私にお伝えください。

4 1本目がダイブなので、少なくとも100レースの入りのレベルで泳げるようにします。その状態で、100の中間スピード(1本目+2秒以内)の負荷をかけてハードをこなして、ラストは、ダイブの力を借りて1本目+1秒以内を目指しましょう!ラストのダイブは、いつもお伝えしていますが「ラストスパートのキャパを高める」ことが目的です。

5 キックとスカリングの技術練習で、少し回復を促しつつ、次の準備をします。

6 15は、2本はキックのみ、後半2本は浮き上がりのチェックです。疲労状態なので、頭に行うときの+0.3秒くらいを許容範囲にして、浮き上がりの技術を確認しましょう。

後半の25は、1本目はキックの強化の延長戦です。2本目は、脚がきつい時でも普段と同じスピードが出せる泳ぎを探っていきます。レースの時、脚がバテた時のリスク管理ですね(笑)。

7 丁寧に泳ぎながら鎮静化させていきます。

 

メインに向けた準備は、2と3で2段階設定していますが、

いずれにしても一発目の強度がどこまで上げられるかが、メインのクオリティを決めるポイントになります。

出し損じると、参加費が無駄になりますので(笑)、費用対効果もしっかり頭において、3までの準備を十分に練っておきましょう!

ジャパンの本番と同じ環境でダイブできるわけですもんね。

このアドバンテージは、しっかりと生かしていきましょうね。