日本より12時間遅れでカウントダウン、2024年1月1日午前零時、激しい爆竹の音で新しい年を迎えました。昨年はブラジルで迎える5回目の真夏の正月、初めてたった一人でした。今年はJICA隊員、私を含めて6名のにぎやかな年越し。
12月31日の夕方、私のアパートで、全員で夕食を作って、年越しパーティー。料理は中華風。「拌三糸(中華風三色和え物)」、「蒸猪木葱(肉だんごのもち米蒸し)」、「生春巻き」、「豚肉のから揚げ」、牛肉チャーハンなど。
生春巻き(中身) 豚肉のから揚げ(胡瓜といっしょに)
リアルタイムでも、12時間遅れでも、紅白歌合戦が、地球の反対側のブラジルで見られます。
それを楽しみながら、6人がそれぞれ日ごろの活動の模様や、任地のこと、日系社会の様子、ブラジルで経験したことなどを話しました。そのあとはブラジル製の「日本ソバ」と「そばだれ(五香そば)」、「野菜のかき揚げ(千草揚げ)」で年越しそばを楽しみました。
年明けは爆竹の激しい音!!ちょっとだけ遠くで花火も揚がっていたようでしたが・・・
明日の朝?え、もう今日だよ!!なんて・・・、ゆっくりしよう、起きるのは7時?8時でいいんじゃない・・・
いつもの6時には目が覚めた私。そーーっと起きたつもりが、もうみんな起きてテレビを見ている・・・大変です、日本で地震、大津波警報が出てる。震源地は能登半島だって!!それぞれ、スマホを見て驚いて起きてしまったとか。
私は雑煮を作り、正月料理を盛り付けを済ませました。地震の被害を心配しながら、新年のあいさつをかわし、私の6回目の真夏の正月料理を味わってもらいました。
今回、作った料理・かまぼこも作りました
お雑煮とお正月料理
口取り 焼き物
煮物 お雑煮
テレビには地震の被害の様子が映し出され、時間がたつにつれ、それはどんどん拡大していくのがわかり、新年を迎えた喜びをみんなで祝っていられない気持ちでした。
早いもので、もう1か月たってしまいました。毎日ニュースで地震の被害の様子が映し出され、その地震のエネルギーがどれだけすごいものだったかひしひしと感じています。
私のJICAボランティアの任期もあと半年余り。できる限り、日本の家庭料理のすばらしさを伝えたい、また、パラ州の独特の食材を和食の調理法に取り入れて新しい味わいを作ってみたいと思ってます。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。