私の配属先は「汎アマゾニア日伯協会」。毎月第一金曜日が運営方針についての理事会が行われています。3月から会長が変わり、新体制。その理事会の昼食は5月からでした。

 

5月5日金曜日、久しぶりの理事会、しかも新会長、新理事が出席ですから、ちょと張り切って?!中国風の鶏肉の煮物と点心にしました。5回目の昼食です。

 

鶏肉の紅茶風味煮」、「生春巻き」、「シュウマイ」、「蛋炒飯(玉子チャーハン)」、「JC杏仁豆腐(シンレンドウフ、アンニンドウフ)

 

 

鶏肉の紅茶風味煮は初めてブラジルで煮てみました。醤油の量は3割ほど減らしてみました。その代わり塩を小さじ1のところ小さじ1.5にしました。(サルバドールの講習会では煮汁はこしてラーメンのスープの味付けに少し入れてみました)。

ベレンの日本食材店で、「ライスペーパー」を手に入れましたので、「生春巻き」を作りました。

2月にサンパウロで買ってきた中国製の「せいろ」で蒸したまま、熱々の「シュウマイ」をテーブルへ。この演出は大好評でした。

蛋炒飯」は「日本米」で作りました。ブラジルの「焼き飯」は長粒種(日本でのタイ米)で本当にパラパラで塩味。私は日本米の特徴の「ホカホカ」を生かした炒飯にしました。

最後は「杏仁豆腐」、前理事の時にお出ししましたが、今回は新体制でしたので、フルーツを少し変えてお出ししました。

 

 

6月2日金曜日。今回は日本料理、やはり、食器の問題で、お弁当形式に。6回目。

 

吸物「かき玉汁」、煮物「ナスの揚げ煮 ブロッコリー添え」、焼き物「魚の塩焼き胡麻風味」付け合わせ「とまとの和風サラダ」、蒸し物「野菜の五目寄せ」、酢の物「たたきごぼうのごま酢」、ごはん「さつまいもご飯」、甘味「水羊羹(みずようかん)

 

 

かき玉汁」の吸い口はジャンブのさっとゆでたもの。

ナスの揚げ煮」はもちろん「日本ナス」、長いので日本のナス(10cm位)くらいに長さを切りました。青味にはブロッコリーをゆでて煮汁でさっと煮ました。

「魚の塩焼き胡麻風味」の魚はなまずの仲間の「フィロッチ」を使い、マンジェリコン・オルテラン・サルサを香草として使いました。

野菜の五目寄せ」の卵汁の色が日本より、鮮やかさが出なかったような気がします。黄身の色か、醬油の色のせいか?!難しいところ。

たたきごぼうのごま酢」ごぼうも、ゴマもほとんど日本と変わらないものが手に入り、気に入った味ができました。

さつまいもご飯」栗ご飯と思っても、ベレンには栗はなく、でもさつまいもはおいしいものがあり、気に入ったので、使ってみました。

水羊羹(みずようかん)」日本は初夏、水羊羹がおいしくなるころ・・・といってもこちらはいつも暑い。いつでもおいしく食べられるけど、日本の季節に合わせてみました。