前回はお知らせがおそく、、予定が立たなくて出席できなかったと、ご迷惑をおかけしてしまいましたので、今回は頑張って1週間以上前にお知らせを出しました。

ところが、うれしいことに、出したその日のうちに朝、夜ともに定員になってしまいました。

そこで、同じ内容で、もう一度、一週間後に開催することにしました。

 

無事に2回とも終了しました。

 

一回目は朝が14名、夜が12名、またまた、いつもの親子が駆けつけてくださいました。この人数では一升炊きの電気炊飯器では間に合いません。五升炊きのガス釜を使ってすし飯用のごはんを用意しました。すしの具の用意も二種類の巻きずしですから、こまごまと用意がいりますが、いつもながら、細かいところまで行き届いた準備がしてもらえて、本当に感謝しています。

 

今回は太巻寿司、細巻きずし、フルーツの白和え、みたらし団子の実習でした。


    

 

太巻寿司は2本巻いてもらいました。1本はかんぴょう・椎茸の煮たもの、厚焼き玉子、鮭のそぼろ、胡瓜と日本の家庭の太巻きずし。もう1本は「サラダ巻き」のように、かにかま、いり卵、ソーセージ、ジャンブ―の茹でたもの、紅ショウガ、ソースはマヨネーズ。

細巻きは胡瓜、ワサビ、白胡麻。

 

一回目は人数が多かったので、広い部屋に机を並べてもらい、ゆったりと巻けるようにしました。すし飯が多すぎて、のりでまきれない、具が偏ってしまったり、海苔の置き方が違って、短い寿司になってしまったり、色々とありましたが、太巻き2本、細巻き1本を巻いてもらえたので、皆さんそれなりに、満足そうでした。

 

 

白和えは「廿世紀の白和え」をもとに、ベレンならではの味を作りたいと何度か試作してみました。クプアス―とマラクジャを豆腐に混ぜて、マンガ(マンゴ)とアバカテ(アボガド)を角切りで和えました。青味はジャンブの茹でたもの。ベレンにはたくさんの珍しいフルーツがあります。いつか、皆さんにご紹介したいと思います。

 

みたらし団子はブラジル人はもちろん、日系の皆さんも珍しいようです。私が小さい頃は米の粉だけで作っていましたが、今は柔らかい食感が好まれることが多く、今回はもち米の粉90%、米の粉10%で作りました。たれはもう少し甘い方が、私はもうちょっと醤油がほしい・・・こちらは本当に好みで作ってほしいと思います。

 

回を重ねるごとに、非日系の皆さんの参加が多くて、4回の内、最後の一回は、日系の方1人、非日系の方がなんと8人、協会の理事と事務局長のご主人がお忙しい中、通訳をしてくださいました。

 

 

本当に皆さんに助けていただいて、有意義な(と思っているのですが)講習会ができていると思います。本当にありがとうございます。これからも助けていただくことがたくさんあるでしょうが、よろしくお願いします。