2016年のJICAボランティアで、最初の勘違い?・・・赴任して2ヶ月くらいした9月のはじめ、カウンターパートから、「日本語学校の忘年会は外で、シェラスコと持ち寄りで行ってますが、せっかくだから、みんなで料理して、それで、忘年会にしませんか」・・・「えーーーっ、忘年会を外で?寒くないの・・・」と問いかけようとして、その質問、のみこみました。そうです、ブラジルは夏なんです。

 

それから、忘年会の季節になると、いつも一人で、にたっとしてます。

 

ベレンでの忘年会は初めて。色々なグループが様々な趣向を凝らして、行っているようです。汎アマゾニア日伯協会のスタッフ忘年会。私も仲間に入れてもらいました。まず、何をおいても、シェラスコとフェジョアーダ。

 

 

 

今回はそれに加えて、スタッフの奥さんの一人、料理上手で、ブラジル料理を教えてもらってますが、今回も新しい料理を協会の調理室に材料を持ち込んで、作ってくれました、もちろ作り方の写真を撮り、メモを取りました。ベレンらしい料理。とても濃厚でもちろんおいしい!!ただし、日本では手に入りにくい「マンジョウカ」「ジャンブ」を使うので、日本に帰ってから再現は難しいかな?(名前を聞きそびれました…分かったら載せます)

 

  

 

  

 

私は、「ポケットパン(ピタ)」にそれぞれ、ドライカレーミートソース、野菜サラダを詰めました。あとはすべれて「和食」。赤飯、、おはぎ千草揚げ(野菜のかき揚げ)、いなりずし春雨とワカメの和えもの

 

 

 

 

 

 

ソブリメーザは3人からの差入れ。手作りのボーロは私のアパートの大家さんから。理事の方から、リンゴのケーキ、今建設中の新しい調理室の設計者から、コルネと詰め物、ブリガデイロ(皿にいっぱいあったのに、あっという間に・・・本当に、皆さん、チョコレートがお好き!)

 

 

 

 

 

12月22日、いつもの仕事が終わった頃、夕方5時ころから、炭火を起こして、牛肉、鶏肉、ソーセージ、鮭、エビ、チーズなど下味をつけたり、串にさしたり準備。炭火が充分熱を持ったら焼き始め。

12月に入って雨季が始まり、毎日のように午後になると激しい雨が降り、でも長くて20分くらいで、からっと晴れます。当日は、なんと降ったりやんだりを繰り返し。夕方肉を焼き始めるころは激しく降り、風もふき、炭火が恋しいとさえ思えました。でも、そこは陽気なブラジルのみなさん。協会の会長ご夫妻、理事の皆さん、スタッフの家族、協会所属の太鼓グループの若者たちなど・・・30人ほど。「一年間、お疲れさまでした」を合図に、パーティーの始まり。みんな大きな皿に、山のように盛ってきたり、少しずつ、何度もおかわりしたり、料理はほぼ売り切れ、シェラスコは、たくさん用意したので、皆さん、おしゃべりしながら、こちらも何度でもお変わり・・

若者は、用意してあったカラオケで、日本語の歌を熱唱。ちょっと「歌」にはうるさい「ばっちゃん(わたし)」が、歌詞や節回しの違っているところを指摘?!

会長が十八番、「君といつまでも」を熱唱!!理事のおひとりはテレサテンの「時の流れに身をまかせ」(だと思う)を完璧に歌い上げ・・・(この方、クラシックの歌手で、音楽学校の先生!!)若者が歌い出した、「上を向いて歩こう」はみんなで合唱。最後は今ベレンで人気の歌を、スタッフも入って、当然ポルトガル語!さっぱり内容は分からなかったけど、リズミカルで、楽しそうな歌でした。

 

宴はまだまだ続いていましたが、私は9時半ころ失礼しました。

 

やっと再赴任が叶ったベレンで、今年の「忘年会」に参加させてもらえて、本当にこの一年が充実したものとして締めくくれたことに感謝しています。