私のJICAボランティア活動のメインは要請先の皆さんへの「和食の普及」。

 

第1回はベレンで簡単に手に入る食材で、日本の家庭でよく作られている「和風料理」3品でした。「かきたま汁」、「肉じゃが」、「鮭と野菜の南蛮酢」。

 

今回は、募集をインスタグラムの他に「フェイスブック」にも載せました。前回の出席者が友達を誘ってくれたり、5人の男性グループの参加があったり、おかげさまで、昼間は13名、夜は7名でした。しかも昼は日系の方は7名、非日系の方は6名、夜は日本人1名、日系1名、残り5名は全員ブラジル人。私のために、日系の皆さんが通訳をかって出てくださり、本当に助かってます。

 

 一番左は5人組のリーダー格。その隣は通訳をしてくれた方。あと4人はお友だち

 真ん中のj受講生は「おにぎりとみたらし団子」にも参加。熱心に日本語勉強中。


今回は、前回の出席者からのリクエストで、「中国風の家庭料理」3品、「乾焼蝦仁(えびの辛味ソース炒め)」、「JCキャベツの中華風サラダ」、「水餃子」。

 

  

 

ベレンはアマゾン川の河口の町、エビが名物。色々な種類やサイズのえびが売られ、専門店もたくさんあります。食べ方は「エビフライ」、エビを入れた「かき揚げ」が人気。辛い味が好きなブラジル人の間で、「エビチリ」が人気になるかな?!

 

野菜の中で、「キャベツは安い」のですが、しっかり巻いていて固い。柔らかくゆでたキャベツとハム、いり卵を、生姜のきいたソースで味付け。焼き肉や揚げ物がメインの食事の中に、ぜひ、野菜を食べる習慣を増やしてほしいと思ってます。

 

餃子は前回のモジでも大人気でした。こちらベレンでも、焼き餃子は生だったり、焼いてあったり、冷凍だったりいろいろな形で売られています。さらに餃子には入れたい食材の一つ、ニラは、鉢植えや庭の花壇や畑でたくさん作ってますし、週1回来る日本食材の移動販売でも売っています。

まず、水餃子を選んだ理由は、中身にニラが使えること、皮が厚くても、形が丸くなくても、中身が飛び出さないように包めば大丈夫だからです。さらに焼くとなると、火加減や焼き加減など気になりますが、茹でるのは熱湯に入れて、さし水2回で、3回目の沸騰で出来上がり。食べるのも、茹で上がったらそのまま食べられます。しっかりと中身に味をつけてあるからです。手作りの皮が上手に伸ばせるようになったら、「焼き餃子」に挑戦してほしいと思います。

 

《夜のクラス 授業風景》

 

 

 

  

 

全員で記念写真・・・便利の世の中ですね

 

朝のクラスは13名で大忙しでした。だから授業中の写真はほとんどありません。

夜はJICAの同期隊員がいっしょに勉強してくれますので、楽しい写真を撮ってもらえてます。もし「日本の家庭料理」に興味がある方は、ぜひ一度、参加してみてください。お待ちしています。