9月3日土曜日、協会の理事の家で、翌日行なわれる「敬老会」にお配りする「紅白まんじゅう」作りを手伝いました。10時少し前にお伺いしました。もう皆さんはやくからお集まりで、せっせとあんを丸めたり、皮の準備・・・ベテランばかりで、「図る道具」はほとんど使わず、次々と練っていました。手伝いを始めて、1時間もしない頃、「皆さん、サンドウイッチをどうぞ。おやつにしましょう!!」、と休憩。朝飯を食べたから、それでおやつがサンドウイッチ。しかもツナと野菜のボリュームたっぷりの具。それにお菓子やコロッケに似た揚げ物、さらに甘いケーキ。(これに付き合っていると、完璧に「太る!!」)どれもおいしくて、ついつい・・・

 

  

 

30分の休憩ののち、作業再開。実はその休憩には意味があったのです。練っておいた生地を充分休ませて、まんじゅうをふっくら仕上げるためでした。

 

  

 

紅白まんじゅう200組、つまり400個。蒸し始めたら、分業。蒸し時間をはかる、蒸し上がったら蒸し器から出す。冷えたらパック詰め、数の確認・・・

ほぼ半分過ぎたころ、今度は昼食。午後2時過ぎ。ベレンの代表料理の一つ、「ツクピ」。

「ジャンブ」という食べるとしびれる葉を「ツクピ」という汁(マンジョカの絞り汁)で鶏とかアヒルの焼いたものをいっしょに煮こむ料理。その日は鶏のツクピでした。ブラジルの主食はごはんですから、ツクピをご飯にかけ、右の写真の左手前の「ファロッファ」(マンジョウカからつくる)をかけてよく言混ぜて食べます。

 

  

 

集まりがあるときは皆さんはたいてい、得意な料理、漬物とかサラダとかを持ち寄ります。この時もおいしい漬物をいただきました(手前右側)。その作り方を教えていただき、「今週のレシピ」に「隼人うりのカシャーサ漬け」として載せさせてもらいました。

 

昼食の後、4時過ぎまでかけて、200組作りました。

 

 

 

9月4日日曜日、コロナ禍のため、今年3年ぶりの「敬老会」。

援護協会の関係者のお医者さん看護師さんが、出席の皆さんの「血圧と血糖値」を図ります。その後、健康相談。それが済むと、お弁当と紅白まんじゅうの引換券がもらえます。私も、もちろん?!チェックを受けました。「血圧と血糖値」とも正常!!

 

敬老会は10時過ぎに、協会の会長の開会挨拶から始まり、、来賓の皆さんからお祝いのご挨拶。皆さんで「ラジオ体操第一」。それから、皆さんの日頃の活動を披露。最初は「踊りの会」の皆さんと、各年代の代表者?!(70代から100代?!)が舞台に上がって、「長生き音頭」を披露。


  

      

あとは、それぞれの老人会の活動の発表がありました。

 

婦人部の用意したお弁当、昨日作った紅白まんじゅう、あんパン、それと飲み物が配られました。

 

  
お弁当は、巻きずし、いなり寿司、幕の内、おはぎ、コロッケ、魚のフライ、卵焼き、野菜の煮物、胡瓜の酢の物、ブドウ。盛りだくさんで、少しだけいただき、持ち帰って夕飯にもいただきました。

 

ベレンに着いてから、5日目、前回あった皆さんから、「よく戻ってくれました」とのご挨拶をいただき、感激しています。2年半もたっているのに、覚えていてくださったのです。今度こそ、2年間、活動を行えることを願ってます。