実は、1月は色々とありまして・・・

 

1月11日、今年になって初めて、サンパウロに出かけました。目的は「予防注射」のため。

 

ご存知のように、海外に出かける時は、時と場所によって、「予防注射」が必要です。今回、ブラジルに2年間滞在するために、「黄熱病、A型肝炎3回、B型肝炎3回、破傷風3回、狂犬病3回」が必要でした。JICAのボランティアに決定してから出発までの間では時間が足りなくて、全部を打って来てません。1回に左右の腕に2種類打っても、次を討つまでに最低1週間は必要でしたから、間に合いませんでした。

 

予防注射によっては打ってから何年も有効というのもあります。主人はぎりぎり10年前のJICAのボランティアのときのが有効なものもあり、残りがB型肝炎と破傷風1回ずつ。私は長期滞在は初めてですから、残りがA型肝炎、B型肝炎、破傷風1回ずつ。

 

サンパウロの予防注射をうってくれる機関に出かけ、二人とも2本破傷風とB型肝炎を打ってきました。主人は終了。私はあと1回、A型肝炎を打てば終了です。

 

1月16日にサンパウロにある「丸一」の醤油工場をお尋ねしました。

 

実は、「醤油」は32年前に初めてブラジルを訪れたときからその存在に驚いていましたが、今回、スーパーマーケットの醤油売り場の充実感に以前とは違う驚きを感じました。今回はその醤油の会社の多いこと、さらにそれぞれの会社が何種類も製造していること。

 

色々なメーカーの醤油が並ぶ日系のスーパーマーケット「SHIBATA」にて


いわゆる「濃い口」、これは日本のものと比べると、その色の濃さにはちょっと参りました。日本と同じつもりで使うと特に煮物が醤油の色を超えて、少々こげ茶色になってしまいます。そこで、醤油を減らして、その分塩を使ってみたり・・・今回の料理講習のボランティアのお手伝いをしてくださっている方が、教えて下さった「薄口」、これを濃い口と一緒に使うことで、だいぶ煮物の見た目がよくなりました。その「薄口」は「丸一」の「破天荒のうすくち」です。

 

 

左端が破天荒の「うすくち」

 

    

丸一の色々な商品

 

武用社長にもお会いでき、色々な取り組みをなさっていて、様々な「食」のお話をしていただけ、とても参考になりました。

 

1月19日、JICAの『なんとかしなきゃ!プロジェクト』 のお手伝いでイビウーナ(サンパウロから車で2時間くらいの町)に行きました。「ピラルク」という魚を

「和」の味でおいしく食べるレシピの開発。イビウーナの文化協会婦人部の皆さんのご協力をいただいて、その模様のテレビ撮影がありました。その内容は BS-TBSの
「さかなクンの地球応援団 未来に残せ!アマゾンの大自然」
前編:3月  8日(水) 19:00-19:54、  後編:3月15日(水)   19:00-19:54 で放送されます。私たちの協力した部分は8日の分になると思います。もしお時間ございましたら、ご覧いただきたくお願い申し上げます。映るのは数秒かも知れませんが・・・

 

 撮影風景

 

 イビウーナの皆さんと

 

イビウーナからモジに戻り、少しだけ雨にぬれたら、風邪をひいてしまいました。日本ではほとんどかかったことがないのに・・・25日の講習会の後、声がほとんどでなくなってしまいました。2,3日で話せるようになりましたが、ちょうど講習がなくて助かりました。

 

ブラジルでは、昨年の10月中頃から、「夏時間」でしたが、先ほど、元に戻りました。

1時間戻りますので、ちょっと得をしたような・・・日本との時差は-12時間、つまり昼、夜が逆転しています。

 

2月の講習についてはあした載せます。