~ ありがとう探し ~


今、コンビニに多いのですが、トイレに「きれいに使ってくださってありがとう」という貼り紙をしてあることがあります。

まだ、使っていないのに、「きれいに使ってくださってありがとう」という言葉が目に入ったとたんに、この言葉に応えないと、合理的な答えにならないので、きれいにして出てくることになります。

私たちの脳は「先にでた言葉と一致する事象を探し出す」のです。

何もないのに「ありがとう」といえば「ありがとう」を探しだし、「嫌だ、嫌いだ」といえば「嫌だ、嫌いだ」を探し出すのです。

トイレでは「汚さないでください」より「きれいに使ってくださってありがとう」と書かれた方がきれいな気がします。

そうすると「○○してね」より「○○してくれてありがとう」と先に言ってしまうのが良いのです。

きれいにして欲しければ「きれいにしてくれてありがとう」優しくして欲しければ「いつも優しくしてくれてありがとう」もう少し仕事をして欲しい部下には「いつも仕事を一生懸命してくれてありがとう」と言ってしまう。

これはかなり応用ができます。


談話 小林正観