今回は、「人を治す」という事について自分なりの見解を述べてみる。
これまで25年間、治療業務をしてきた人間として得られた事は、たった1つの結論です。
「人は何故、体調が悪くなるのか?」
答えは、
とても単純な事だった。
人間という生き物は、必ずエゴを通そうとする。
そのエゴを通すために、理由が必要となる。
その理由が、体調不良の原因を作ることを理解しなければならない。
治療家は身体を触ると何が身体に異変を生じさせているのか、リサーチする。
医師も同じだ。
リサーチ結果を分析して、
治療行為を選択し、
治療結果を評価する。
しかし、「治る」為のシステム構築は、
未だに発見されていない。
何故だろうか?
答えは、患者自身の中にあるからだ。
患者自身が、治そうとしない事が全てだ。
治療家は、治る為の道筋を示してあげても、患者本人が壊れた原因を改善しようとしない。
「する気がない。」
だから、治る筈がない。
(次回へ続く)