~おかげさま~


「失脚」という言葉は、「脚」を「失」うと書きますが、この日本語はたいへん重要なことを教えています。

今まで支えてくれた「脚」を失った状態を「失脚」と言っているのです。

失脚という場合、その人はそれまで、自分の努力で自分の脚で立っていたと思っていたかもしれませんが、実はその人を支え、押し上げていてくれたものから見放されてしまったというだけの話です。

人生は味方を増やしていく作業で、味方を増やすとその後の人生が豊かで幸せになるのです。

反対に、お世話になった人への感謝を忘れると、支援が受けられないばかりか敵をつくってしまうことにもなりかねないのです。


談話 小林正観