~幸福は不幸の先にある~


本当の幸せの極みというのは、何事も起きないこと。

特別なことが何も起きていないということが、ものすごく特別なこと。

宇宙現象は「生卵構造」のようです。

白身が「不幸」、黄身が「幸せ」。

白身を通らないと幸せという「黄身」にたどり着けない。

しかも、かき回すと混じり合うからだそうです。

「幸・不幸」は分けられない。

まさに

「息ができるだけでしあわせ」の状態です。

何気なく息ができ、目が見え、

介護なしでひとりでトイレに行ける・・・

当たり前のことが当たり前でなくなったとき、

気づくことも多いものです。


談話 小林正観