2.後背部

 

 7.後背部機能障害(T4~T12)

  →中立機能障害

  →テクニック

靭帯性関節ストレイン

(LAS:Ligamentous Articular Strain)

     →リスティング

    

NSRRL:Neutral Sidebending Right 
Rotation Left 

            

(1)患者さんを施術ベッドに

         またがらせて座位

         なってもらう。

 

(2)施術者は患者さんの後方に立つ。

 

(3)施術者は

   左手母指を

   機能障害胸椎

   左横突起後方(上位分節)

   に置く

 

(4)施術者は

   右手母指を

   機能障害胸椎の

   1つ下の胸椎の

   右横突起後方(下位分節)

   に置く

 

(5)施術者は

   左手母指で

   モニターしながら、

   機能障害胸椎が

   屈曲し始めるまで

   患者さんに

   前屈してもらうように

   コントロールをお願いする。

 

(6)施術者は

   患者さんの

   屈曲と伸展の中間点が

   バランスポイントとして

   感じるまで伸展させる。

 

(7)患者さんに

   右肩を右側に傾けて、

   右側屈(SR)させてから

   頭部を左方向を向かせ、

   左回旋(RL)させる。

 

(8)施術者が

   後背部平面の

   制限バリアで

   バランスポイント

   を見つける。

 

(9)患者さんに

   バランスが取れた位置を

   維持できるまで、

   深呼吸をお願いする。

 

(10)施術者は

   バランスの取れた位置を

   維持しながら、

   弛緩方向での

   リリースを行う。

 

(11)施術者は

   機能障害胸椎に

   ゆっくりとした

   リズミカルな動きが減退し

   力的の流れを感じるまで

   モニタリングする。

    

(12)LASの効果を確認するために、

   患者さんに痛みの閾値を確認させる。

     閾値の初期レベル確認方法は、

        10段階評価スケールを用いて

    患者さんに評価してもらうこと。

 

(13)施術者は

          胸椎関節機能障害領域の

    可動性を再評価する。

 

(14)施術者は

         LASの有効性を確認する。

    →少なくとも

              70%以上の痛みが

              軽減することを

              目標とする。