皆様体調はいかがでしょうか?
暑さで体内の津液や血と言われる陰分が消耗している方も多いと思います。
身近なところにもいました。
うちの娘です。先週3泊4日で富士五湖のほとりで風景画を描きに合宿に行ってきたのですが、連日の猛暑の中の野外での写生はかなりこたえたようでした。
帰宅してから2日連続で鼻血を出しました。
それから、舌がピリピリ痛むと訴えていました。
この二つの症状、「血熱証」の症状と一致します。
舌のピリピリ痛む理由は口の中が乾燥から熱によって陰分が蒸沸し喉を潤すため、口が乾燥しても水は飲みたがらない。唾液の分泌も減少しているため舌は赤く苔は少なく、潤いも無く乾燥している状態(舌の炎症)
鼻血については、血分の熱が盛んになり血脈を灼傷するため血が溢れる。と考えられます。
そして、楽しみにしていた声優さんのイベントが今回の合宿と日程が重なったため泣く泣くイベントは諦めたという、心理的ストレスも加わり、外感熱と内傷病のダブルパンチで出血を特徴とする「血熱」があらわれたのだと思われます。
ちなみに、内傷病の血熱証の病因病機は
ストレス→肝気鬱結→気鬱化火→火熱が血脈を灼傷→出血
中医アロマでの弁証論治による精油の選択は涼性、微寒性、 陰性の精油を中心にブレンドを考えます。これに、疏肝理気の精油も加えます。
治則 清熱涼血 清営泄熱
レモン ペパーミント ローズオットー
イランイラン ラベンダー ベルガモット カモミールローマン サイプレス ローズウッドなど
舌の炎症があったので舌痛症の専門医の歯科の先生に診てもらいましたら、唾液の分泌を促すためにガムを噛むこと、食事の咀嚼をいつもより回数を増やす。うがいをまめにする。
水分補給はカフェインレスのお茶や水、炭酸飲料や糖分過多の清涼飲料は控えることを注意されました。私は漢方薬の処方も望んだのですが、若いので自力の努力でまず治しましょうとのことでした。たしかに若いので上記の注意を守って1日過ごしただけでだいぶ舌の痛みが和らいでいましたよ!
自然治癒力って素晴らしい!
食事は熱を冷まし陰分を補う食材を摂る。
たとえば、夏野菜、スイカなどのウリ系、とろろや、ツルムラサキなどのネバネバ系、桃、ぶどう、豆腐、生生姜や香味野菜。
毎日暑くて食事作りもおろそかになりがちですよねー。でもここは手を抜いてはいけないところですね、私もアロマで補気してやる気だします^o^
では、また身近な症例があらわれたらアップしたいとおもいます。
あまり歓迎しませんが。
(参考 中医診断学ノート 内山恵子著)
