14:30からの母の面会に行く前に、父の3回忌の後の食事場所の下見に妹と行くことになってました。


市川駅に着いたと妹から連絡あった時、私はまだ、電車の中でした。今朝の雨で電車が数分遅れて12:00の待ち合わせに1分遅れていたのです。改札口に行くと、妹だけでなく、下の姪も居ました。


盲腸手術を先週の火曜日にして、先週のきんようびに退院したばかりです。見かけは、すっかり元気に見えたので、ああ良かったと思いましたが、姪が来ることは妹から聞いてません。


妹は寝不足で、運転手代わりに姪に来てもらったと言いますが、散々姪の体調が悪いことを理由に、家を空けられない、手術3ヶ月後くらいに再検査して本来の原因探るから、会社も当分休ませるか、在宅ワークにさせたほうがいいと思ってると言って、病人扱いしていたのに、もういいの?と疑問が沸きました。


外食の後、母の面会も行くと言う。大丈夫なら、来てもらって構わないし、母も大勢来れば、喜ぶのですが、何故、事前にいつも言わないのか。


姪2から、体調のことを聞いたところ、確かに一時期は大変だったようですが、妹から聞いていたのと、時間にズレがありました。妹が私に押し付けていた頃は、切羽詰まっている時ではなく、妹が単に面倒臭くて、姪のことを盾に楽しようとしていたことが透けて見えました。信用ならないヤツです。


不信感を隠しながら、3人で母の面会に行きました。面会者が3人もいると、母の頭のCPUは、フル回転。処理に時間がかかりますが、答えようとします。


姪をすみちゃんと、呼んでみたり、霊柩車に人をどんどん乗せた話をしてみたり、ぬいぐるみを冷蔵庫にしまったり、叔父のことを小学校3年生の先生と行ってみたり、会話はとっ散らかってますが、みんなが笑うので、嬉しそう。


義弟がきた時もご機嫌でしたが、山本さんと呼んでいました。


最初に贈ったオレンジのメンダコのぬいぐるみをスプレーできれいにしてきたので、渡してあげると、値段のタグに見えたのか、チャームを外そうとします。強引で、諦めないので、少しきつめに、ハッキリと「それは、引っ張らない!」と言って、漸く諦めました。オレンジメンダコとピンクメンダコとおにぎりぬいぐるみを置いてあったのに、持ってきちゃって、元に戻さなくちゃと母は言いますが、上着をめくって、お腹にぬいぐるみを隠そうとします。ポケットがないから、お腹に仕舞うつもり?子供みたいなことをするのは、はしゃいでいるのかもしれません。


40分過ぎた頃に、トイレに行きたいと言い出したので、オムツしてるから、そのまましていいんだよと言うと、じーっと私たちを見つめて、諦めたようにおとなしくなりました。妹や姪は気が付かなかったようですが、私にはにおいがしたので、母がしたことがわかりました。尿意は感じるし、オムツをしていてもにおいは自分でも気になるから、母は気にします。


面会終了の潮時です。母を3階に連れて行きました。今日の母は、話は滅茶苦茶でしたが、こちらが、じゃんけんしよう、指相撲しよう、フレイル体操しようと言えば、応じてくれました。


髪が伸びたから、カットしてもらおう、前髪作ってもらおう、今の髪型は落武者みたいだから、可愛くしてもらおうと言えば、ちゃんと理解してました。落武者と私が言ったこと自体は聞き流してましたが、妹が笑ったら、むっとしてました。色々な感情をリアルタイムで出せるのですが、記憶の引き出しが制御不可能でした。


それでも、たくさんおしゃべりして、私たちが笑うと、一緒になって笑ってくれたので、楽しい気分だったとおもいます。



溜まった汚れものをリネン室から利用者の家族が取り出せるようになったので、リネン室に入れてもらいました。しかし、洗った服を渡さなくてはいけないので、結局介護士さんに声をかける必要がありますが。


あとで、母は15:00から30分部屋に戻って、横になって休まないと、胃瘻に差し支えるので、面会は15:00までに終わらせて欲しいとケアマネから、妹に連絡があったようです。面会時間に合わせて、予定を変えると聞いていたし、介護士さんが他の方のお世話をしていたので、順番を待ちながら、母の相手をしてるぐらいに思っていたのですが、オヤツの時間といい、情報共有が曖昧で、介護士によって言うことが違うし、ルールもいつから変わったかも知らせてもらえないので、毎度、なんだかなーと感じます。リハビリ病院よりは、マシなので、ありがたいのですが、危ういから、週一回は、面会に行かないと、と感じるのでした。