朝8時前に電車に乗り、母の居る施設に向かいます。会社に出社する時は7:30〜45ぐらいなので、仕事より遅いのは良いけれど、かえって、都心に向かう間は満員電車。遅延が無ければ、朝の本数は多いので、乗り換えしても、いつも早くつき、駅前のドトールで、モーニングを食べられる余裕。


9:20には施設に着いて、介護タクシーの運転手も来ていないし、母の準備もまだなので、フロントで待っていると、デーサービスの人がどんどん入所する時間帯で、挨拶おばさんになってしまいました。


予定通りの時刻に施設を出発して、高速で、渋滞に巻き込まれず、始めは良かったのですが、運転しない私でも、高速降りる場所を間違えた気がして、どこで降りるか、気がきでない。漸く高速降りて、Uターン、そして渋滞。母が朝から『何が何だか、わからない』と不安そうにしていたので、ずっと話しかけていましたが、流石に渋滞で車が止まり勝ちになった時、運転手に聞きました。


「三郷西では、降りれなかったのですか?」

すると、運転手は答えました。


『すみません、降りそびれちゃいました。料金は割引きますので』

往き過ぎたのは、仕方ないなと思いつつ、渋滞困るなと、ため息をつきました。


妹は高速に乗ったことがないので、自分の家から下の道で、先に病院に向かっていたので、間に合うと思うけど、降りるとこ、間違えられた。今、〇〇交差点で渋滞に巻き込まれていると、ショートメールしました。


その時点で10:15。病院の胃瘻交換は11:00の予約ですが、15分前についていてくださいと言われていました。運転手に、あと、どのくらいで着くか、聞いてみると、15〜20分ぐらいと。逆に何時までに着かないといけないか?と聞かれたので、手続きがあるので、10:30です。ギリギリ間に合いますと、回答しました。


でも、全然動かない。妹からは、じゃんじゃんメールが来て、今、どこ?と聞かれます。トラックに挟まれて、標識や地名の看板が見えないので、Google mapの現在位置と目的地の病院に目印つけて、画像を送って答えました。


そんな時、母が『八幡町』と呟きます。母は字は普通に読めるので、信号の看板の地名を読んでくれたのでした。恐らく、この場所も知っているみたい。


渋滞抜けて、目的地の病院が見えてきたので、妹に、ショートメールで連絡し、タクシー降りる準備をして、ちょっと目を離したら、、、病院から離れていく景色が流れてました。


痛恨のミス!

思わず、「どこ、向かっているんですか!止めて、Uターンして!ナビ見て、確認して!」と叫んでいました。


運転手は、この病院に友人が入院していたから行ったことがあると言っていました。私は、その時、病院新しくなりましたよね?と確認して、彼は、綺麗になりましたねと答えたので、新しくなった病院の場所は知っていると思っていましたが、旧病院の住所でナビ登録していました。


私のスマホのGoogleMAPを見せ、道案内。Uターンしたら、真っ直ぐ、大通り出るまで走って、左折して、左側に病院が見えるからと説明しているのに、とんでもないところで左折しようとする。そこ曲がったら、戻ってしまう。妹に事態をメールで連絡しつつ、過去の介護タクシーの料金を尋ね、車椅子の母の手を握り、大丈夫だよと声を掛けつつ、運転手が間違えないように指示をする。


ギリギリ10:59に病院到着。訳がわからないと不安そうな母に、診察券と介護保険証、施設から病院宛ての手紙、胃のチューブ、利用者カードの入ったバッグを握らせて、正面玄関から入ると、妹が待ち構えてました。妹は受付に遅れることを説明してましたので、私たちが到着するやいなや、母の車椅子を押して、2階の内視鏡検査室に連れて行きました。


私は、介護タクシーの運転手と病院の待合椅子に座り、支払い手続きをしました。見積もりは11,000円と運転手が言うので、妥当料金と思いながらも、妹から送ってもらった前回のタクシーレシート画像を見せ、10,170円で来たことありますけど?とダメ押しして、10,000円にして貰いました。もう、このおじさん介護タクシーには、頼まない。人は良さそうだけど、ごめん、仕事出来ないわ。元々、施設が手配したタクシー会社なので、施設には任せられない。だけど、頼むときは、病院の住所と、高速降りるところは、予め確認しないといけないと、反省。


運転手と別れた後は、私も二階に行き、母と妹に合流。なんか受付で、妹が言われてる?施設の書類に不備があり、病院から施設に確認していると。施設の看護師も困ったもの。同意書に私はサインするのですが、施設側が説明しなければ、施設の医師の名前も未加入だったのです。何のための同意書なのか。病院側が気を利かせて、胃瘻交換する担当医師の名前を書き、リスクを看護師が説明し、私は患者の名前と住所、つまり、母の名前と実家の住所、そして同意者として私のサインをその場で記入し、事なき得ました。その間、看護婦さんが母に優しい声で話しかけてくれたので、母も笑顔になりました。


胃瘻交換は30分以内で終わりましたが、今回は母が、ゲーゲー吐きそうな顔をするので、マスクはつけさせず、ティッシュとビニール袋を渡して、いつでも吐いて大丈夫よ、安心させました。


12:00に迎えの介護タクシーが来たので、少し落ち着いた母を移動させ、此処で妹とお別れ。妹は、施設に同行せず、実家に向かい、郵便物のチェック。私は母を施設に送くり届け、帰りの介護タクシーの支払いと、施設に病院から預かった書類を渡しました。


その時も、領収証の提示を施設に求められ、妹が持っていったので、確認に時間かかりました。妹が前回そんなのなかったから、理由を知りたがり、施設に聞くと、実費精算で10割負担だと施設で後続処理して、私たちに払い戻ししなければならないから、確認したいと。領収証の提示は後日で良いことになりました。また、前回と違って、利用者カードは、私たちが保管するよう病院から、ちょうど電話があり、箱で渡された新しいチューブから利用者カードを抜いて、渡されました。障碍者手帳に取り敢えず、挟みます。


帰りの介護タクシーは運転も料金も安くて、女性ドライバーさんは、車の冷房や振動も気にしてくれたので、母は体調不安定でしたが、私が母に集中して介抱できたので、助かりました。


どうやら、施設の場所も下見してくれたようです。圧倒的な安心感。


帰りしか、タクシー割引チケットが使えないと市役所に聞いていたけど、発着のどちらかが、埼玉なら、使えるので、往復4枚使えるから、次も呼んでくださいと。ただし、1カ月前では予約が埋まってしまうので、病院の予約が早く決まらないと無理すじ。施設が予約するので、難しいかも。今回は、帰りだけだったので、ここの介護タクシーを利用できて、運が良かったです。


13:30に私は解放されたけれど、どっと疲れました。


前回は私は声が出ず、咳もしてたので、往きタクシーは同乗せず、直接病院に行きましたが、先に介護タクシーが着いたので、妹は時間に余裕があり、気がついたら、処置が終わった母を戻されていて、私たちはまだ処置してないと勘違いする場面がありました。


かえりは、介護タクシーに3人で乗せてもらって施設に戻り、施設に駐車した妹の車で帰りました。


次の交換は半年後。色々、know-how忘れそうなので、書き留めておきました。


母は施設から病院に連れて行ったのは、3度目なのに、まだまだ慣れません。病院はスムーズなのに、その周辺の関係者とズレがあり過ぎて、毎度振り回されて、疲れます。


会社にいて仕事していると、当たり前の準備、責任感だけど、それが普通と思ってはいけないみたい。


だから、思います。

都知事も、緑のたぬきや赤いキツネでは、私たちが期待している普通の仕事も出来なくて不思議ない。都民は、民間などの組織で働いた経験ある人選んだ方が、ストレスも少ない。勿論、それだけでは選ぶ理由に不足ありますが、世間の目線に無い人はリーダーに選ぶとズレが大きく、溝は埋まらないと。