早稲田が最寄駅だが、歩きたい気分というか、寄り道したいところがあり、副都心線の西早稲田下車。坂を下り、穴八幡宮へ、銭湯の前に立ち寄り。

とても豪華な神社で驚きましたが、楠木の根っこが立派で、蛸の足の様でした。地に足が付いているというか、地面を鷲掴みにしている根っこで、力強い。


鶴巻湯は、早い時間に行ったので、お年の召した方が大勢。空いているカランが、うっかりシルバーシートだと、譲らなくてはいけません。それは、大抵、湯船に近い端っこなのですが、今日は、入り口に近い端っこでした。


足の悪い方が入ってきたので、滑らない様に、石鹸の泡を流していたのですが、ウロウロしているので、「こちらに座りますか?」と尋ねると、『空くの?』「いえ、空けます。片付けますので、お待ちください」『私、端っこの方が、いいのよ。悪いわね』と。


今度は、私が空いているところを探して、ウロウロ。湯船は、ぬる湯と熱湯のみ。熱湯といっても、42℃弱で、然程熱くはないが、油断すると、のぼせてしまいます。ボディーソープとシャンプーは備え付けあり。


近所の方々に愛されている古いお風呂屋さん。

帰りは、別の緩やかな坂道を上り、東北地方の町中華。辛いらしいですが、私は辛いのを注文せず、黒酢豚定食。隣の人が、ひとりでジャッキ4つと、玉子料理を一皿注文して、あとから、3人来るのかと思ったが、誰も来ず。えー?、これ、弔いパターン?3人も!と、震えていましたが、玉子料理を食べ終えてから、三杯の酎ハイを飲み干してました。一杯ずつ飲んでから注文しないの初めて見ました。


という不思議体験の夜でした。今日は、振替休日なので、月曜日。三連休(私は金曜日から休んでいるので、4連休)明けの仕事は、忙しくなくても、憂鬱。今夜は、月曜日なのに、サザエさん症候群。テレビもサザエさんも見ないのに。


鶴巻湯のそばにあった不思議な建築物、アールデコなのか、アールヌーボーなのか、バロックなのか、私には分かりませんが、アート過ぎたのが、頭から離れません。あー、イタリア行きたい。